ラプラス構築自分語り

みなさんこんにちは!KOOTAです。

今回はVGC2020ルールでずっと使い続けてきたラプラス構築について長々と語っていきたいと思います。

PJNOで使用した構築はここでは書きませんがあとでリバティノートさんに寄稿するつもりなのでそちらも見ていただけると幸いです。

 

~構築推移~

まずはじめに使っていたラプラス構築ですが結果を出したf:id:KOOTA:20200628162340g:plainf:id:KOOTA:20200628162428g:plainの形ではなくf:id:KOOTA:20200628162340g:plainf:id:KOOTA:20200628162521g:plainの形を使用していました。しかし環境最強の並び、f:id:KOOTA:20200628162740g:plainf:id:KOOTA:20200628162744g:plainに弱いうえ命の珠を持ったとしてもゲームを決めれるほどの火力は出ないラプラスなので「エルフーンを倒して受けまわす」という戦術がかなり厳しかったです。ラプラスの耐久力も火力に振ってしまっては過信できず珠の反動で死ぬこともしばしば。途中から命の珠→とけないこおりに変更したりしてf:id:KOOTA:20200628162340g:plainf:id:KOOTA:20200628162521g:plainの構築を続けていましたがそれもうまくいかなかったので並びそのものを崩すことにしました。

次に目をつけたのはf:id:KOOTA:20200628162340g:plainf:id:KOOTA:20200628165258g:plainf:id:KOOTA:20200628165305g:plainを使ったサイクル寄りの並び。サブ選出にf:id:KOOTA:20200628165614g:plainf:id:KOOTA:20200628165622g:plainを入れた「高火力で敵を減らすと同時にこちらの盤面を強固にする」という攻防一体の動きを意識した構築です。ちなみにサマヨールに関してはただでさえ重いバンギラスがさらに重くなることを嫌い、採用を見送りました。同時にドリュウズ地震を巻き込んでバンギラスを弱保を起動させるギミックを止めるためf:id:KOOTA:20200628170920g:plainを採用して構築が完成しました。

f:id:KOOTA:20200628171951p:plain

ちなみにf:id:KOOTA:20200628165622g:plainつるぎのまいウッドハンマーだったりゴーストダイブだったりコロコロ変わります。

 

この構築はそこそこ手になじみ、しばらくはこの構築を使っていました。

しかしこの構築にも大きな欠点がありました。

まずは一つ。主力技の命中率が低いこと。

f:id:KOOTA:20200628162340g:plainハイドロポンプ、ふぶき、f:id:KOOTA:20200628165258g:plainパワーウィップf:id:KOOTA:20200628165622g:plainのじゃれつくとよく使う技がよく外れます。さらにいうとダイマックスが切れるまで試合がもつれこむことも多い、相手のポケモンを減らしてキョダイセンリツ+頭数で有利を取っていくといったこの構築の特徴も1回の外しが大きく響いてきます。

 

二つ目。後発ダイマ、まじで死ぬ。

先ほど書いた通りこの構築は相手のポケモンを一気に減らして頭数で詰める構築です。

なので、とにかくターンをしのぎ切って最終的にダイマックスを切って逆転をする「後発ダイマックス」をプランとする構築に弱いです。

ダイマックスターンをしのがれるだけならともかく、オーロラベールまで耐えられると悲惨です。

 

というわけで以上の理由から最終的には解散することとなりました。

 

そしてしばらく考えたのち、ようやくf:id:KOOTA:20200628162340g:plainf:id:KOOTA:20200628162428g:plainを使う決心をします。一応エルフラプラスの合間にちょこっとだけf:id:KOOTA:20200628175040g:plainの入ったやつを使ったことはあるが肌に合わず一瞬でやめたのでこれを決心するのにだいぶ頑張りました。

なぜ急にf:id:KOOTA:20200628162340g:plainf:id:KOOTA:20200628162428g:plainに触る決心をしたのかというとf:id:KOOTA:20200628174324g:plainにたどり着けたから。

一応他の構築で使ったことはあるのですがf:id:KOOTA:20200628162340g:plainと一緒に使うという発想があまりありませんでした。なんで気付かなかったんだよという人もいると思いますがまじで気付かないんですよ。自分で気付きを得ることって難しいね。そしてf:id:KOOTA:20200628162340g:plainf:id:KOOTA:20200628162428g:plainf:id:KOOTA:20200628174324g:plainで並べてみたところハイパーボイスで殴り続ける圧力が単純に強く、今まで難しかった数的有利を相手に取られている状況での逆転、さらに耐久力も凄まじいためオーロラベールさえあれば相手のダイマックス技も悠々と耐えていくことができる点がかなりはまり、この3体を軸に構築を作成しました。

残りのポケモンにはf:id:KOOTA:20200628162740g:plainf:id:KOOTA:20200628162428g:plainの並びでバンギラスが襷を持って殴ってくる天地魔闘を感じるやつが流行りだったこともあり、「バンギラスより早く馬鹿力が打てて、いわなだれがタイプ一致で打てて、なんかラプラスと相性のいいポケモン」を探してたところf:id:KOOTA:20200628180843g:plainを見つけたのでこれを採用。自分が8世代で最初にオフで黒星を付けられた憎きポケモンですが味方にしてみると結構強かったです。

また、f:id:KOOTA:20200628165614g:plainf:id:KOOTA:20200628181133g:plainなど高火力をラプラスに叩きつけてセンリツを撃たれる前に倒す並びに対して鬼火、バークアウト、威嚇で徹底的にサポートをしてくれるf:id:KOOTA:20200628181407g:plainを採用。持ち物にシュカのみを持たせて天地魔闘ってる構築をしっかり対策していきます。

最後にはf:id:KOOTA:20200628181646g:plainを採用。これは構築単位でラプラスを殺しに来てる構築(例:f:id:KOOTA:20200628181806g:plainなど)に対して「俺はアイアントで返り討ちにできるんだぞ」とばかりに出撃して破壊するほか、f:id:KOOTA:20200628182009g:plainなどどう考えてもラプラスニンフィアでの突破が厳しい相手に対して火力要因として使用します。


以上の6匹で構築がまとまりました。

f:id:KOOTA:20200628182815p:plain

ちなみにf:id:KOOTA:20200628174324g:plainのてだすけはINCの頃にはマジカルフレイムに変わってました。

ただここまでたどり着いたのがINCの4、5日前で練習はあまりできていませんでした。

それでもINCMayではちゃんと結果を出せたので構築としての強さはしっかり感じることができました。

 

~最後に~

最後にですがなぜラプラスにこだわったのか?これだけ語らせて下さい。

理由は結構簡単で「ラプラスしかまともに使いこなせなかった」からです。

実はINC April少し前まではいろんなアーキタイプの構築を触ってとにかく自分が戦える戦術というのを探していました。

というのも今回の目玉であるダイマックスというシステムなんですがこれは今までの自分の得意としていた変わったポケモン単体での奇襲や攻撃を続けながらも隙を見て積み技等を狙っていくスイッチタイプの動きを全て破綻させてしまうシステムでした。

なので今までの構築にとらわれずに新しいプレイスタイルを見つけていく必要があったのですが今までが特殊なプレイスタイルだったために他の構築はまともに扱えなかったのです。ラプラスに関しても「これはいける!」っていう感じではなく、「まあマシかな」と言った具合で「まあマシ」で「解禁されてから日数が経ってない」という理由でラプラスを使うことにしました。プレイスタイルごと丸々総とっかえなので非常に時間もかかり、ラプラスを使うと決めてから他のポケモンに触れている余裕も全くなかったという理由でずっとラプラスを使っていましたがここまで煮詰められてよかったです。

PJNOやINCの結果に関しても概ね満足です。ラプラスを信じ続けてよかった...

 

以上、長くなってしまいましたがラプラス構築雑感、これで終わろうと思います!

見てくれた皆さん、ありがとうございました!!!