あいオフベスト16 ”ゲテモノ蟻エルフ”
さあおまたせしましたKOOTAです。シーズンも終わったところでみなさんから”何をするのか知りたい”と声があった「例のあの」構築の記事を公開します!!!ちなみにレートの結果については聞かないでください。若干凹んでます。
では紹介に移ります!!!
~構築経緯~
ダイマックスという突如耐久が2倍になる怪奇現象に悩まされていたある日、sejunがパッチラゴン+エルフーンという並びでvictry roadのあの大会で優勝しているのを見て、「はりきり+エルフーンが強いのでは?」と思い構築作成スタート。だがパッチラゴンを試しているととにかくドリュウズに破壊されてしまい、頭を抱えていましたがパッチラゴンをアイアントにすることによって対バンドリという問題を解消。加えてダイスチル、ダイアースの能力上昇を付与できる強みを生かして裏に打ち合いに強いポケモン達を採用することに。その間になんか色々と試行錯誤を繰り返していたのですがそうしてできあがったパーティーがこちら
いやほんまか!?!?!?!?
正直なところ作ったはいいが前代未聞すぎて練り直しも視野に入れるレベルだったのですがこの時点で1月2日。1月4日開催のあいオフに持っていく構築を今から白紙に戻して作り直せる時間なんてありません。なのでこれを詰めて持っていくことにしました。当然自信なんてありません。「無理だろ」としか思っていませんでしたがあいオフがバンドリ(カバドリ)環境だったことが発覚。意味不明なくらい勝っちゃいました。
戦術はいたってシンプルでアイアントで敵を3体狩る。→残りを物量戦で押し切るorマルヤクデで相手を捕らえつつ、ズルズキンやラプラスを駆使してゆっくりと仕留めていくという2通りのプランを使用します。
~個別紹介~
陽気
はりきり
4-252-0-×-0-252
今回の主軸。相手のポケモンを一撃で破壊します。ちなみに「あなをほる」に関してなんですがこいつ「じだんだ」を覚えるそうです()自分が困ったことがなかったので気にしてませんでしたがQR使って困った場面があったら言ってください。すぐ変えます()
技に関してはとにかく技範囲を広く持つこと、一貫しやすいタイプを選ぶことに重点を置きました。とはいっても「であいがしら」、「アイアンヘッド」、「じだんだ」はほぼ確定で他は「いわなだれ(ストーンエッジ)」、「かみなりのきば」、「ばかぢから」辺りから選択だと思います。今回の「いわなだれ」は「かみなりのきば」だとダイマックス後は乱数にしかならない対リザードンやリリバを持っていてダイスチルでは一撃で倒せないトゲキッスなどを確実に仕留める技として採用しました。
臆病
4-×-0-252-0-252
今回の構築の要。「エナジーボール」と「ムーンフォース」を両方搭載し、トリトドンやカバルドン等に対して殴れるようにしました。一応ラプラスもいますがこの構築は基本的に交代をすることによるデメリットが非常に大きいため、エルフーンの技スペースを1つ使ってでも「エナジーボール」を採用する価値は十分にあると判断しました。さらに今回の戦術を強固にする技として「てだすけ」を採用。相手のオーロンゲ等の「ねこだまし」+αでエルフーンを倒すという戦術に対してエルフーンを倒そうとするポケモンを先にアイアントで倒すという形で対抗します。
いじっぱり
いかく
252-196-0-×-0-60
ねこ兼終盤の詰め要因。
アイアントで荒らされた場に対して威嚇+「ねこだまし」で逆転の芽を摘みます。また、マルヤクデ選出のパターンの鍵ともなるポケモンでタイプの相性保管はもちろん、相手全員が逃げられなくなるうえに毎ターンスリップが入る「キョダイヒャッカ」との相性も抜群です。このポケモンが出ておいしい盤面をいかに作れるかはマルヤクデルートを扱う上での大事なポイントの一つです。素早さは4振りバンギを抜く程度に振ってあります。
・ラプラス
ひかえめ
ちょすい
0-×-196-100-0-212
終盤で殴るポケモン。ウインディ+トリトドンの並びを見ることができ、意外とこちらから明確な打点が少ないウオノラゴンを倒せるポケモンとして採用。
最初はミロカロスを採用する予定でしたが終盤の水タイプに対する打点が著しく少なくなるのがネックだったため、ラプラスにしました。おいかぜターンが残っている状態で出てくることも多いためSは思い切って追い風下最速ドラパルト抜きまで振ることにしました。また、「しんぴのまもり」についてですが対トリパでサマヨール等に後述のハガネールへの阻害をさせないための技として採用しました。ですがトリパ自体形が変わり始めているのもあり、ちょっと外してしまった感が大きいです。
勇敢(S0個体)
がんじょう
252-252-0-×-4-0
対トリックルーム最終兵器。ドサイドンと真っ向から撃ち合います。
特筆すべきはその耐久で「のろい」を1度積むと弱点保険が発動したドサイドンのダイアースを確定で耐えます。
それに加えてダイアースも打てるので一緒に入っていることの多いコータスに対しても「のろい」を積んだ後はそのまま倒しきることができます。このハガネールをズルズキンの威嚇等で補佐しつつ初見殺しを成立させるのがトリックルームパーティーに対しての主戦術となります。ちなみにトリックルームパーティーに対してはこいつにダイマックスを切るか切らないかの判断は対戦中に行わなければなりません。耐久が追いつくかどうかの感覚は身に付けましょう。自分は身に付きませんでした。
・マルヤクデ(キョダイマックス個体)
いじっぱり
しろいけむり
68-156-100-×-4-180
ストーリーで見た!!!という反応が一番多かった。ウインディ、ロトム、オーロンゲ等のダイマックス受け切ってやるぜ構築を「キョダイヒャッカ」により構築コンセプトを全否定します。これだけ書くと強そうですがそんな構築ほぼいないしバンギラスならともかくドサイドンがいた瞬間に出せなくなるのでうーんという感じ。使うのはおすすめしません()相手のダイマックスきつすぎ。
ですが、戦術自体はかなり独特で初見殺し性能はなかなかに高かったです。物好きな方は使ってみてもいいかもしれません。
マルヤクデルートの基本戦術としては
①「キョダイヒャッカ」を当てる。隣は盤面に有利なポケモンに交代
②相手のポケモンを1体、あわよくば2体倒す。この時マルヤクデのHPが次のターンのマルヤクデが動くまでに尽きそうならダイウォールを押すのがポイント
③もう一度「キョダイヒャッカ」を当ててマルヤクデの役割終了。あとは作り上げた盤面の有利で押し潰して物量戦へ。
という感じ。最初はちょっと難しいかもしれませんが馴れれば簡単...なわけないです。意味不明すぎて永遠にキレてました。以上から自分から言えることはひとつです。
”自らの脳の出来に合った構築を使いましょう”
~基本選出~
対トリル
ラプラスorアイアントorマルヤクデ+ハガネール ズルズキン+ラプラスorマルヤクデ
先発以外はアイアントは投げません。
対受けまわし系
それ以外
~あとがき~
以上になります。
とんでもないゲテモノ構築にここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
最初に書いた通り不安しかなかった構築だったので本当は記事にするつもりもなかったのですが中身を知りたいという声が予想以上に多かったため今回書かせていただきました。一応最初の画像にはレンタルチームのコードもついてますので使ってみたい人はぜひ使ってみてください。全部バラしちゃってるので勝率に期待はできなさそうですが。
というところで今回は以上となります。ご清聴ありがとうございました!また来シーズン頑張りましょう!!!
おまけ
~称賛の声の数々~
~SNS部門~(Twitterから目についたものを勝手に書いてます。鍵の人は文章だけで書きますが問題があったら言ってください)
kootaさんだけ並びが5世代フリーみたいな香りしててウケる(マルヤクデって何)
— ぎんなん (@icho_poke) January 7, 2020
冷静に考えなくても予選1位のKOOTAさんの構築意味わからん
— マヨ🐪 (@right_poke) January 7, 2020
・一人だけ上位禁止ダブルみたいなのおるけど
~会場部門~(記憶を頼りに書いてます。若干間違っているかもしれません)
・え?これ全勝!?
・こいつ見たことねえ...あ、ストーリーで見たことあるわ
・なんでドサイドンに下から撃ち合って勝ってるの?
・お前のことだから気持ち悪いポケモンいるんだろうと思ってたけど想像よりはるかに気持ち悪かった
・あっ!!!シャドウミストレス!!!!!(マフラータオルを指差しながら)
・(笑っているのか口元?を抑え始める)(指が止まっていたので選出時間15秒くらいのアド)