VGC2019 使用構築総まとめ
みなさん大変お待たせ致しましたおよび例の事件でご心配をおかけしました。
KOOTAです。
今回はあまりの萎え(予選抜けれなかったりBANされたり)でおざなりになってた使用構築を一気に公開します。
VGC2019 サンシリーズ使用構築(2018/9~2018/11) ネクロオーガ
カイオーガ
ひかえめ
H100
B148
C4
D4
S252
レックウザ
陽気
H4
A252
S252
ガオガエン
いじっぱり
H244
A44
B132
D84
S4
トゲデマル
陽気
H28
D228
S252
カプ・レヒレ
臆病
H252
B4
S252
生意気
H252
A4
D252
ラスト、ウルトラルールの使用構築です。
サン、およびムーンルールでは考察不足が目立ちましたが今回のウルトラルールは非常に多くの考察を行いました。
なので書くこと多いです。頑張って書きます。
まずは構築の選択について。答えは単純で使い馴れているから。元々2016でオーガレックを使っていることもあり、グラゼルネ、レックゼルネ、ルナレック、グラネクロ、ルナオーガ、グラルナといった構築と一緒に回して試してみたところ明らかに勝率が高く、選ばない理由がないと感じました。
続いて構築本体に関して。
カイオーガに関しては耐久に寄ってるよりは早い方が得意だったので準速でほぼ即決。
一応Bに回した型も試しましたが新しくプレイングを考えなきゃいけないのが厳しいので没に。
次にレックウザですがこれも馴れているASタスキに。ただ、こっちに関しては他にも候補がありました。
1:半分回復きのみ
おいかぜを搭載し、耐久に寄せたタイプ。途中からおいかぜが剣舞になったり戻ったりしました。オンライン予選までのレート等の段階では鉢巻レックウザがかなりのシェアを占めていたのを見て検討。しかし遅いことによるデメリットは大きく、ゼルネアスに抜かれる試合が出てくること、ジオコンを撃たせるバトルを展開することが多い関係上ゼルネ系の構築では出しづらい等強いとはいいづらくなる場面が出てくるのが気になり不採用に。
コケコなんかを採用した高速系のオーガレックではきのみやチョッキの方が強かった。
構築が固まる前にこっちのを試してたらきのみレックウザを使っていたかもしれない。
2:チョッキ
こっちはSを速くできる。ただ補助技が使えないデメリットは痛く、威嚇やガリョウテンセイの関係上退く回数を増やさなければいけないのは自分の立ち回りかたとは噛み合わず不採用。
3:鉢巻
無いだろと思いつつも一応触れてみたがオーガレックのレックはそこまで火力を必要としない。せいぜい逆転を狙う時くらいなので不採用。
以上よりタスキを選択。Wolfe パーティのレックもタスキなので使い方も身体が覚えててくれました。
続いて他のポケモンですがガオガエン、トゲデマルを採用するというところは即決。
なんやかんやあって残りはコケコorレヒレ、ツンデorタクンという感じになりました。
一般枠はがっつり試さないと違いが分かりづらいので実機でも一通り作成して試運転を行うこととしました。
採用しない理由がないと一瞬で入ってきた。ただし型についてはかなり試行錯誤を重ねました。
たどり着いたのが「ガオガエンZ」。意識していることとしては威嚇猫役としてとトリル下でアタッカーになること。後述するツンデでトリルを撃った際カイオーガは速いので逆効果になることが多い。そこでガエンをアタッカーにすることで単なる返しとしてのトリルではなく、しっかりとメリットとして生かすことができました。
ひとつ考えたところは麻痺のメリットも考えてS81にしてたけどほとんど効いた場面なかったので普通に勇敢でもよかったかもしれない。
これも採用を決めたのは秒。
型についてもチョッキかタスキを試してすぐチョッキになった。レックウザがタスキを持てなくなるリスクの方がでかい。
ただしこちらは技を熟考。ねこ、ほっすり、とんぼは確定。残りの技を前歯、びりちく、がむしゃらで考えていた。考えていた要素としてはリスク、リターンの2つでどちらもがむしゃら>びりちく>前歯となっている。
がむしゃらはうまく決まらないリスクが高すぎて不採用。びりちくは最後まで悩んだがオーガデマルミラーは多いだろうと考え安定の前歯に。
カプ・コケコ
悩んだ枠。この枠に求めることはS操作技、しぜんのいかり、サイコフィールドの書き換えです(しぜんのいかりとフィールド書き換えの時点で3体しかいないですが)。
高速ポケモンは非常に欲しいところという点で評価。ただ、じめん弱点のでんきタイプというのがネック。グラードンもそうですがランドロスと当たることが怖くなります。
しぜんのいかりによる削りがメインとはいえデマルの選出機会の多いこの構築では扱いづらかったというのが正直な感想です。
よって悩んだ末後述のカプ・レヒレに。
コケコと違い速くはないですがトゲデマルのひらいしんとも相性がよく行動はほぼできるといっていいです。
最初は速くしたいの一心でスカーフを持たせていたのですがさすがにこだわるのは弱かった点、上記の理由で普通に行動できる点で他のアイテムに。
そこできのみ等いろいろ試しましたがオーガレックのミラーが頻発するのであればカプZ+カイオーガのしおふきで相手のカイオーガをふきとばしてしまおうという考えが浮かび、これがかなりフィットしたため採用しました。
ちなみにムーンフォースの採用についてはカプZと合わせて単体でルナアーラ、イベルタル等構築単位で厳しい禁伝に圧力をかけれるようになる技として採用しました。
Wolfeの名残。対グラゼルネを意識するならやっぱこいつだな~って感じでウルトラルールでもその性能は健在でした。ただし一つ大きく変わったポイントとしてガオガエンがかなり厳しいことです。カイオーガで吹き飛ばしてしまえばいい話ではありますがタクンの横にカイオーガがいない状況も結構あり、悩んだ末後述のツンデツンデに座を明け渡しました。
新グラゼルネ決戦兵器。
もちろん対グラゼルネ要素マシマシです。ポイントとしてはまずタクン→ツンデに変えた段階では対グラゼルネ性能が大きく落ちます。さらにグラゼルネでまともにツンデを倒せるのはほぼグラだけなので持ち物はシュカで補強することにしました。
技に関してはトリル、ジャイロは言うまでもなく確定。
残りですがいわなだれ、まもる、ワイドガードで悩むこととなりました。
最初はいわなだれは確定の方向で動いていたのですがワイドガードでカイオーガを安全に降臨させるあのカポエラー的な動きがあまりにも完成されていたのがひとつ(Wolfe Glickというプレイヤーがいかにすごいのかよくわかった)、まもるも相手のガエンで猫撃って無理やりゼルネで突破するという勝ち方を塞ぐのに非常に有効で、いわなだれを切ってでもこの二つの技を入れた方が確実性が高いとの結論に至り、まもるとワイドガードを採用しました。ちなみにBO3ならいわなだれの方が強いかもしれないと最近思いました。
ウルトラルールに関しては考察の甲斐あって完全勝利でした。ただ、まだ考察できるところは若干残っていたのかなという気も少しします。
最後にライブ大会使用(予定だった)ルナオーガを書こうと思いますがとりあえず明日以降に書きます。ここまで見てくださってありがとうございました。