VGC2017を振り返って

どうもみなさん、TN KOOTAです。
見事JCS大爆死してしまったので今回は構築記事ではなく今までの構築を振り返り最後にJCSの反省していくという完全に自己満足の記事になります。
それでも良ければぜひご覧ください。

SM最初期~10月後半
使用構築

おくびょう
エスパーZ
まもる
めいそう→ちょうはつ

カプ・コケコ
おくびょう
フリーフォール
10万ボルト

れいせい→ひかえめ
@オボンのみ→ソクノのみ
まもる
ラスターカノン

やんちゃ
まもる
どくづき

がんばりや
@グラウンドメモリ
まもる
マルチアタック
10万ボルト

ゆうかん
ソクノのみ→オボンのみ
まもる

初期段階の構築
この時点で既にソクノカグヤやチョッキコケコなど後々使うことが多くなっていったポケモン達の概形ができていました。
この時期はギャラガラガラやテテフカグヤ等のスタンダードに加えてイーブイドーブル、ポリ乙ドーブルといった積み系の構築が散見されてた印象があり、この構築はテテフコケコを投げ、フリフォちょうはつからエスパーZで積み構築を破壊することを意識していました。
初めのうちはレート1ページ目をキープするなどそれなりに勝ててはいたがテッカグヤが非常に重いこと、キュウコンペリッパーを使った天候利用系の構築に歯が立たず解散。後半になるとようやくウインディがちらほら増え始めたためますます勝てない構築になっていきました。

~しばらく迷走期~

11月後半~1月後半
第一回関東リージョナルがあったのが前回の構築が解散したあとで仕方なく断念したため7世代オフ会初めてのお披露目はこの構築。
高速高火力を叩き出すフーディンカプ・テテフの並びをメインに取り巻きを高耐久でサイクルを回せるポケモンで固め、豪快かつ繊細な動きが出来る構築となりました。
ちょうどこの時期にカプ・レヒレを軸にしたAFK+バイバニラという構築が環境に出てきたのでカプ・テテフの評価がガタ落ちしていたがフーディンがAFKに非常に強かったためある程度の結果を出すことができました。
しかし、この構築はS操作ギミックが皆無だったためトリックルーム、おいかぜといったS操作技に加え、雨エレキフィールドはトドンテテフで対策できていたものの各種天候でSを倍にする構築に非常に弱く、ある程度止まりでした。

2月~3月中盤
元々は東海グロリア用に急いで作った構築。
S操作を軸にした構築にした方が今は勝てると思っていたため、前回の柔軟性に富んだスタン寄りの構築とは打って変わりガッチガチのおいかぜパーティーとなりました。
この前シーズンにファイアローカプ・テテフバルジーナカプ・テテフの構築がレートで結果を出していたためこれらのおいかぜ構築を対策するためによこどりファイアローを採用し、おいかぜに勝てるおいかぜという構築を目指しました。
このポイントはかなりいい感じに働き、おいかぜに勝てるおいかぜ構築に仕上がり、ビーストブーストによりUB達が次々と暴走していくのは爽快でした。
しかし、ビーストブーストが発動せずにおいかぜターンを凌がれてしまうと中途半端なSラインが浮き彫りになったり、トリックルームがどうしても重かったり、ほとんどのポケモンの耐久が中くらいだったりで序盤の攻め込みに失敗すると一気に不利になる前のめりな構築のため、結果を出せるときは出せるが出せないときは出せないという安定感が皆無の構築でした。
そのためレートにはとても向いてなかったです。

3月中盤~JCS【D日程】終了時
みなさんご存じだと思います。グロリア優勝を達成してくれたミミシルヴァです。
こちらは有料記事ゆえここで調整等を話すことはできませんが構築経緯の補足みたいな形でしゃべっていこうと思います。
実はこの構築はグロリアラスチャレの結構前からずっと一人でこそこそ練っていた構築で完成したのは結構ぎりぎりだったとはいえかなり自信を持っていました。
この構築の特筆すべき点は同じパーティーが相手でも全く別の勝ち筋をいくつも作ることができるという戦闘パターンの多さで相手からすると1戦目で見た動きとはまるで違う動きを2戦目で相手することになります。これに加えて例の運要素も入っているので試合展開の予測が非常に困難な構築に仕上がっています。
完成して少しShowdownに潜っていたときは負けなしでしたがグロリア終了後は当然警戒されるようになりました。

・JCSについて
日程Aの片ROMではコケコガブカグヤウインディのスタンダード構築を使用していました。
しかしこれは今まで使ってない構築のため全く扱うことができず、散々な結果でした。
仕方なくもう片方はミミシルヴァを持ってきたものの勝ち筋の大半がバレている状況では厳しい動きを強いられる試合が多く、結果もふるいませんでした。

日程Bでは日程Aで1700に乗った@jhonson_639の構築を改良して使わせてもらいました。
しかし完成度は高かったとはいえ自己暗示パーティー
スタンの時もそうでしたが扱ったことのない構築をいきなり扱えるだけの才能を持っていないため敢え無く撃沈。これは両ROMで使いました。

日程Cでは時間もなかったため諦めてミミシルヴァを使いました。
内容がバレてて勝てるほど万能ではないと日程Aで学習したにも関わらず無理やりプレイングでどうにかしようと浅はかな考えでミミシルヴァを持ってきたのに加え、JCS中はグロリアのツケが回ってきたのか運が良くなかったですがこの日は特にひどかったため本当にひどい戦績を両ROMで叩き出しました。

日程Dはもう諦めて遊んでました。

JCSを終えてまず反省すべき点は馴れが足りなかったことです。
当然ですがポケットモンスターというゲームの強さには才能による差もあります。
しかしその中でもいきなり使ったことのない構築を使って勝てる人、自身のプレイング、読みスキルで実力勝負するのが得意な人、初見殺しや珍しいポケモンを使って翻弄させるのが得意な人と持っている才能は人それぞれです。
自分は一番最後の才能は持っていると勝手に思っていますが他二つの才能は持っていませんでした。
つまり構築がバレている以上プレイングで勝とうとするのは難しく、新しい構築を組む必要があり、かつ練習する時間も取る必要があったにも関わらずそれが足りていませんでした。

もう一つは完全に集中できていなかったことです。
オフ会は負けられない状態とはいえ目の前も同じ負けられないという気持ちを持った対戦相手がいるため適度な緊張感に加えて高揚感がありました。
しかしJCS中は相手が目の前にいないにも関わらず負けが許されないという状況で自分にあったのは高揚感を全て吸い取った過度の緊張感だけでした。
どうしてこうなるのかは自分でもよくわかりませんがとりあえず自分はオフ向きのプレイヤーのようです。
あまり気負いすぎないこと、連戦せず疲れたと思ったらDSを閉じること 時間の許す限りこれに努めていくことが大事なのかもしれません。


本当にVGC2017は難しいルールでした。
しかしメタ側に回る構築とは違い、特殊ながらも自分のやりたいことを通す構築を扱うことができ、また相手の構築もバラバラでいろんな動きが見れるというのはやってて楽しいルールでした。
今までやってきた全国ダブルやGSルールとは別のおもしろさでまたいつかやれる日がきたらいいなと思っています。
それではみなさん、ここまで見てくださってありがとうございました!
またVGC2018で会いましょう!