第12回あいオフ(グロリア東海信越大会)使用構築 Wolfe K

まずはみなさんバトルロードグロリア2016お疲れさまでした!!!
もうあと4日後には第7世代が始まりますがその前にあいオフでグロリア全国への権利を獲得したWolfe K(命名 KOOTA)と全国で惨敗した構築を紹介して6世代を終えていこうと思います。今回はあいオフで使用した構築を紹介します。
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Wolfeさんのゲンガーをクレッフィに変えただけの構築です。
対BIG系に非常に強く「グラードンを倒したら勝ち」というレベルでした。
逆に択を通され続け、グラードンを最後まで倒せないと負けてしまうこともありますがオーガレックという構築自体グラードンへの圧力が非常に強い上、鋼タイプはゼルネアスに対して後投げしやすいため後ろでずっとグラードンを温存しておくということもさせないため常にハイリスクローリターンな択を相手に強いることが出来ます。
では個別解説に移ります。

性格 陽気
努力値 4-252-0-×-0-252
技 ガリョウテンセイ 神速 つるぎのまい まもる

VGC2016において個人的に最強のスペックを持ってると思ってるメガレックウザです。
メガ枠と禁伝枠の同時消費はやはり痛い欠点ですがメガシンカ無しだと大幅にスペックが落ちてしまうためゲンガーを採用せず、メガ枠はレックウザ一本にしました。
カイオーガの水技をグラードンに通せるようにするのはもちろん、剣舞を持っているため不利な状況から巻き返す能力も持っています。
基本的に巻き返しは猫だましのサポートあってこそではありますが+2ガリョウテンセイはHにがっつり振ったグラードンくらいしかまともに耐えられるポケモンがいないのでカイオーガを失ってしまった場合の突破札になってくれます。

性格 控えめ
持ち物 あいいろのたま
努力値 100-×-148-20-4-236
技 しおふき こんげんのはどう れいとうビーム まもる

本構築の主役です。
相手のカイオーガとのS合戦に負けるのを避けつつ、最速グラードンとの天候の取り合いには勝っておきたいのでこの調整を選びました。
基本的に初手から暴れてもらうことになりますが、グラードンを倒すのはこのポケモンになるので大事にしなければいけない枠でもあります。
なかなか難しそうに見えますが隣でサポートしつつ強気に動かし続ければ大体なんとかなります。
また、交代をたくさん挟むので裏に一撃は受けれるポケモンをしっかりと用意しておくプレイングも重要になります。

性格 臆病
持ち物 突撃チョッキ
努力値 44-×-12-4-220-228
技 ねこだまし ほっぺすりすり ボルトチェンジ くさむすび

世界大会で大活躍したチョッキライチュウです。
配分はWolfeのと少し変わっていてSラインは最速レパルダス抜きまで振りWolfeがBに厚く振ってたのに対しこちらは無補正252振りメガゲンガーヘドロばくだん2耐えまでDに振りました。
くさむすびはがむしゃら個体が確保できなかったのもありますが、ライチュウカイオーガの並び同士で対面したときに猫の撃ち合い→くさむすび+オーガのしおふきで相手のカイオーガを6.5割程度削ることができるため即座には火力の出せないがむしゃらとは違った強みがあります。

性格 いじっぱり
持ち物 脱出ボタン
努力値 252-252-0-×-0-4

威嚇入れて猫を撃って帰っていく優秀な帰宅部です。
Aはガルーラを倒してもらう役割を持つことがあるので全振りしました。
もちろん耐久も必要なのでHにも全振り、余りは同族意識でSに振りました。
あまり選出機会は多くなかったですがこのポケモンがいるだけで対グラカイ等に一気に強くなるので非常に強力で外せませんでした。
ワイドガードはかなり読まれるので保険といった役割くらいに考えておくといいです。

性格 なまいき
持ち物 ラムのみ
努力値 252-12-0-×-244-0(最遅個体)
技 ジャイロボール しんぴのまもり スキルスワップ トリックルーム

最強のゼルネアスキラーです。
この構築の対BIG性能を引き上げてくれているポケモンでもあります。
また、唯一のしんぴのまもり持ちでもあります。
耐久ラインはC201ゼルネアスの+2ムンフォ耐えまで振って残りはAという感じです。
対ゼルネ性能以外はあまり高くなく、腐るときが多かったですが相手に合わせてトリルを貼ったり、スキスワでトリル化でもカイオーガがグラに縛られないようにしたり、神秘でドーブルメタったりと器用なことができました。

性格 いじっぱり
持ち物 まんぷくおこう
努力値 252-172-0-×-84-0
技 じゃれつく すりかえ ひかりのかべ リフレクター

恐らくみなさんが一番気になってるのはこいつでしょう。
元々は対イベルタル、対レックウザ用としての枠で考えていました。
しかしこの2匹に打点を持ちつつ、有利に動けるタイプを持つのはクチート、メレシー、デデンネ、そしてこのクレッフィといったところでした。
さらに遅いポケモンではとなりにグラードンカイオーガがいる状況になってしまうと全く仕事が出来ず、デデンネは耐久が低すぎてまともに役割を持てません。
いたずらごころにより唯一これらを満たしたクレッフィが採用されました。
技はイベルタルレックウザへの打点になるじゃれつく、カイオーガレックウザのサポートが出来る両壁が確定となりました。
ここで問題として鋼タイプなのにゼルネアスへの邪魔が出来ないということに気づきます。
ゼルネアスは今のところドータクンに任せっきりなうえ、ゲンガーが抜けた分ジオコンを阻止できるポケモンはいないためジオコンを積んだゼルネアスをとなりの攻撃と合わせてドータクンに耐えてもらう必要がありました。
さすがに大変なのでドータクンの負担を減らしつつ、カイオーガレックウザでも縛られなくなるS操作技を採用しようということになりました。しかし最有力の電磁波では自身のライチュウに行動を阻害され、かつドータクンのジャイロボールの威力も下げてしまいます。
そこですりかえでまんぷくおこうを渡すことでS操作をすることにしました。
まんぷくおこうは持っているポケモンの行動順が一番最後になるという道具なのですが優先度には干渉しないという特徴があります。
つまりいたずらごころクレッフィにはあまり意味がありません。
これを押し付けることによって行動を邪魔することなく相手のゼルネアスを妨害し、さらに素早さ自体を弄るわけではないのでジャイロボールの威力も維持することが出来ます。
また相手の持ち物もパクるのでパワハをパクってジオコンを溜めてもらうことにより1ターンやりたい放題できるというとんでもないハイリターンを生み出すことが出来ました。
配分は頭おかしいとかまんぷくおこうって何?とか散々言われましたがこの構築のMVPです。

~基本的な選出~

対BIG系
BIG 6だろうがBIG BだろうがBIG Cだろうが初めて戦う相手ならこの選出が安定です。
クレッフィがバレてしまうとちゃっかりリスクの高い行動をしてるのがバレてしまうのでライチュウを持ってくるなりしてください。

対オーガレック
とにかく早く相手のポケモンを倒して数でアドバンテージを取ってレックウザに備えましょう

対グラカイ
グラードンに対してもカイオーガに対してもレックウザががっつり刺さります。
猫を次々回してこっちは好き勝手暴れましょう。

対ゼルネレック
BIG系と同じ選出ですがクレッフィの役割が非常に大きいのですり替えしたあとの働きが大事になってきます。
クレッフィの力を見せつけましょう。

対オーガゼルネ
比較的苦手な部類です。
初手でオーガが来るかゼルネが来るかわからないのでゼルネが来てくれることを祈りましょう。
ちなみにバレル入りはほぼ勝てないです。

対オーガイベル、対グライベル
こちらは大体初手にイベルタルが来るのでクレッフィをぶつけてイベルタルをポコポコ殴っていきましょう。
初手オーガが来たら辛いですが壁貼って誤魔化してください。

なんやかんやで頑張ってください
多分勝てないです。

以上になります。
自分自身ジャパンカップで結果を出せず、とても悔しい思いをしていたのでこのグロリアという大会で結果を出すことが出来て本当に良かったです。
本戦は負け越してしまったので実力はまだまだですが少しずつまた強くなっていきたいです。
最後まで見ていただきありがとうございました!