VGC2018INC March使用構築「バンドリ!スイッチトリルパーティー!」

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はいみなさんお久しぶりです最近社蓄になりましたKOOTAです。
今回3月のINCで9位という記録を残し、ついにライブ大会への参加権利を得ることができました!ちなみに土日仕事のため希望休通るかどうかのバトルが今水面下で行われています。なので応援よろしくお願いします!
というわけで実は長い間愛用してきた自分のバンドリマンダ構築を公開します!
最強の対ガエンゲンガージャラランガ性能を持つこの構築、ぜひお試しください!
では紹介に移りたいと思います。

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性格 せっかち
持ち物 ボーマンダナイト
努力値 A52 C204 S252

このルールになってからずっと愛用してた両刀メガマンダです。
バンドリのお供としてハイボで最後のスイーパーとして降臨するもよし、捨て身で一気にダメージを蓄積させてバンギやドリュの圏内に入れるもよし、威嚇を撒いてクレセバンギドリュへのダメージを減らすもよしとまさに万能ポケモンでした。
技はまもると両刀にする最大の意義でハイボ、すてみは確定とし、最後の一枠にグロスやナットへの打点になるかえんほうしゃを採用。
努力値はSは最速、AはH4カプ・テテフを確定1発まで振り、残りは圧力を高めるためにCへ回しました。

性格 ゆうかん
持ち物 こだわりハチマキ
努力値 H252 A180 B76 (最遅個体)
技 いわなだれ かみくだく けたぐり ほのおのパンチ

この構築のメインアタッカーです。
バンドリのバンギはスカーフという理念を覆し、トリル下で超火力のいわなだれを叩き込みます。
とにかくこれが超強力でハチマキいわなだれでの大幅な削りと怯み効果はもちろん今はめっきり見なくなってしまいましたが当時流行っていたテテフグロスに対して「トリルを貼ってかみくだくを連打すれば勝ち」というくらいにとてつもない破壊力を持っていました。
ただし、ギガイアスと違い格闘技を通されるとものすごいあっさり落ちてしまうのでミミシルヴァの時のギガイアスより注意して投げる必要がありました。
調整はHBがA197メガメタグロスのアイへ耐え、AがかみくだくでH4メガメタグロス確定1発です。

特性 すなかき
性格 いじっぱり
持ち物 ジメンZ
努力値 H12 A36 B204 D4 S252
技 まもる アイアンヘッド じしん つのドリル

ゲンガー構築破壊兵器です。全部破壊します。
いくつか突っ込みたいところがあると思うので順番に説明していきましょう。
まず努力値配分についてです。Sはドリュウズミラーもたまに起こるので準速、そしてHBの調整先ですがA200ガオガエンのA-1フレアドライブを確定耐えです。
ドリュウズというポケモンは天候による火力上昇を受けることができません。そして火力の増強がなければドリュウズが一撃で倒せるポケモンというのは一致弱点を持つポケモンになってきます。また、このポケモンは耐久が低く、典型的な「なんか当たったら死ぬ」ポケモンです。そこで火力ではなく耐久に努力値を割き、行動しやすくすることにしました。ガオガエンを調整先に選んだのは威嚇を入れれば1ターン放置でき、わざわざZを吐かなくても勝てるようにするためです。

次につのドリルの採用についてです。最初はいわなだれを採用していたのですがとにかく弱い。範囲技で削りたいならじしんを撃てばいいし、サンダーとかはそもそもいわなだれがあっても勝てない。そしてこの並びの弱点であるテッカグヤに何もできない。そこで考えた技がそう、”うちおとす”です。これさえあればサンダーも破壊できるしテッカグヤも破壊できるし俺って天才かな~www

そう思っていた時期もありました。そして技マシンを手に入れたKOOTAに悲劇が襲います。ここで








ドリュウズはうちおとすを覚えない
ことが判明しました。
あまりにもショックだったのでふて寝しました。なんで人気投票最下位の猿どもやおっさんがフォルムチェンジした鳥とかネコ科っぽい何かが使えるのにドリュウズが使えないんだよ。
というわけでカグヤを倒せる可能性のあるつのドリルを採用しました。

特性 がんじょう
性格 れいせい
持ち物 デンキZ
努力値 H252 C252 D4 (最遅個体)
技 まもる 10万ボルト ラスターカノン めざめるパワー(こおり)

よく何こいつ?って言われますが特にギミックはありません。トリルアタッカーです。
採用理由としては水タイプとテッカグヤに強い、
カプ・テテフ、カプ・コケコに対して後投げができる、トリックルーム下で暴れられるだけの技範囲と火力を持ち合わせているため採用に踏み切りました。特性はカグヤやグロスをキャッチできるじりょくも強いと思いましたがやはりトリルが切れた後もタイマン性能を維持できる点が魅力的だったので頑丈を選択しました。
トリルアタッカーはこのポケモンの他に先述のバンギラスがいますがトリルアタッカーを2枚にすることでバンギラスを雑気味に削り役へ回すことができるので押し切りやすくなりました。

性格 おだやか
持ち物 ピンチベリー
努力値 H228 C228 D52

トリル始動要員はやっぱりこの子。強すぎでしょ~
バンギラスドリュウズジバコイルも地面と格闘を苦手とするのでこれを回避するためにもこのポケモンが必要でした。調整はHDはC147カプ・コケコのてだすけフィールド10万Z耐え、Cはボーマンダれいとうビームで倒す乱数をあげるために残りを全て回しました。
技に関してはトリル、れいとうビームは役割的に確定、バンギのなだれと合わせてコケコを倒したいのでサイキネを採用することで威嚇込みでも処理可能に。
最後の枠にはサイドチェンジを採用しました。これはトリックルーム下では相手の攻撃をずらすことでトリルアタッカー達の制圧力を持続させることができ、通常状態では遅いトリルアタッカーを一度行動させることができる技として機能します。

性格 ひかえめ
持ち物 ピンチベリー
努力値 H244 B108 C140 D4 S12
技 ちょうはつ くろいきり ねっとう ムーンフォース

クレセカビゴンおよびジャラランガメタ枠です。
なんやこいつほんとに必要なの?と思う人もいるかもしれませんがこの枠がないと先述のクレセカビゴンはもちろんトリルパーティーや積み構築、ギミック系の構築への勝率を大きく落としてしまい安定しなくなってしまうので必要です。
バンドリという構築アーキタイプはリターンは大きいですがリスクも非常に大きいため、こういうところへのケアもしっかりこなしていかなければなりません。
努力値はSはクレセに対しては上からちょうはつ撃ちたいけどレヒレミラーに対して下からくろいきり撃ってそのままトリルでの切り返しを行いたいのでそれっぽい値の12、あとは正直自由ですがくろいきり食らった瞬間カビゴンが素で殴り始めるのでB固めです。



~構築相性~

有利 テテフグロス、ゲンガー構築、マンダ構築、メレラキ等害悪構築

基本的にバンギが通る構築には有利です。トリルからボコボコにしていきましょう。


五分 ガルーラ構築、リザ構築

なんとも言えないですがバンギを通すことと同時にどのタイミングでボーマンダを出して詰めるかを考えて動きましょう


やや不利 サナガエン、レヒレグロス、雨

ちょっときつめです。バンギだけでなくジバコを動かすことを考えていきます。
トリルは貼れなかったら即負けとみていいですが変な立ち回りをしない限り防がれる可能性はさほど高くありません。


不利 クチート構築、馬車キザン、ライボコントロール

相当きついです。まずトリルは通じないのでドリュウズに頼ることになります。
ただ、ドリュウズは突破されたら負けレベルなのでクレセリアも連れてきてサイドチェンジで誤魔化しつつ戦っていきます。


以上になります。
バンドリは弱点被りも多く、一手一手のリスクが高いので難しい構築ですがどう取り巻きでそのリスクを軽減しつつ、リターンを生かすかが強いバンドリ構築作成の鍵です。これからもKOOTAとバンドリ!ガールズバンドパーティー!をよろしくお願いします!

ポケモンバトルロードグロリア2017 優勝構築 PUNCH☆MIND☆ミミシルヴァ

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   パンチマインドミミシルヴァ
こんな感じだったっけ...?

-はじめに

はじめまして、KOOTAと申します。
今回、紹介するのはシルヴァディミミッキュを使用した「ミミシルヴァ」という構築で、運に助けられた場面も多々ありましたがバトルロードグロリア全国大会優勝という実績を残すことができました。
勝ち筋が多く、多彩な戦術が楽しめる構築となっているので最後まで見ていただけると嬉しいです。

-構築経緯

追い風構築が環境に出てきて素早さ勝負になりやすくなったためトリックルームを軸とした構築にしようとしたのがこの構築を作ろうとしたきっかけです。

しかしトリル始動筆頭であるポリゴン2は汎用性が高いために多くのプレイヤーが対処ルートを確立しているだろうと考えました。

そこで対処しづらくかつ多大なアドバンテージを獲得できる並びを模索していたところシルヴァディミミッキュの並びにたどり着きました。

今まで「ミミシルヴァ」という並びがあるとは知っていてもほとんど見ないであろう並びゆえにノーマークのプレイヤーが多いと踏んでこの2匹から構築作成に入りました。


最初にシルヴァディが繋ぐ先のトリルアタッカーを用意する必要があるのでこれを考えたところ

・強力な範囲技
・非トリル下でも動かせる耐久力
・やっかいなきあいのタスキ潰し

をこなすことが出来るギガイアスが無難だと考え採用しました。

またバトルロードグロリアラストチャレンジ及び全国大会はBO3のため柔軟に動ける手段を用意する必要がありました。

しかし、シルヴァディミミッキュは汎用性が低く、柔軟に動かすのは難しいと判断しました。

そこでギガイアスの汎用性の高さを利用しミミシルヴァとは全く別の勝ち筋を用意することでBO3に対応していくことにしました。

よって「まもる」の採用を控え、大量の強行突破手段で勝利をもぎ取っていく構築に纏まりました。

ただし選出画面の時点でやることがバレバレでは意味が無いので汎用性の高いポケモンを残りに選びました。

まずは「フリーフォール」と「ボルトチェンジ」によりミミッキュをサポートしつつギガイアスに繋ぐことの出来るカプ・コケコを採用。

トリックルーム無しで動ける高速ポケモンであることも重要です。

またシルヴァディは一度見せたら警戒されてしまうのでその裏をかき似たような展開を再び行えるようにするためにもこのポケモンが必要でした。


次に地面の一貫が気になったので浮いてて、さらに鋼タイプでかつ炎技でカミツルギを倒すことが出来るテッカグヤを採用しました。


最後の枠は非常に悩みました。最初はエレキシードミロカロスを採用していたのですがカミツルギに大幅に削られてしまう上、ポリゴン2ギガイアスの並びに実は大して強くないことが判明してしまったのでこれの並びをコケコと並ぶことで対処でき、かつカミツルギに対して高確率で行動できるガブリアスを採用することにしました。


-個別解説


特性:ARシステム
性格:ようき
努力値:H4 A252 S252
実数値:171-147-115-103-115-161

この構築のメインギミックである爆発要員です。
こだわりスカーフ」を持たせることでボルトチェンジで帰ろうとするカプ・コケコを「だいばくはつ」により一撃で吹き飛ばすことができます。
ただし火力は結構ギリギリで中耐久のポケモンは微妙に耐えてしまうことが多いので要注意です。

最速フェローチェに抜かれては困るので配分は陽気最速ASぶっぱ。

すてゼリフ」は「だいばくはつ」しても一体も倒せないと踏んだ時に火力を削ぎつつギガイアスに繋ぐことができます。注目すべきポイントはシルヴァディが残るという点でトリックルームが切れた後に削り役や火力を下げれるクッション役として役割を持つことが出来ます。

かえんほうしゃ」は重めなカミツルギをピンポイントで焼きます。

いわなだれ」はミミッキュのフェアリーZ等で微妙に残った相手を削ったり威嚇で火力を削いでくるウインディ等を削る(あと怯ませたりできる)範囲技として採用しました。

他にはガブリアスに撃つ「れいとうビーム」、安定打点の「おんがえし」、麻痺を撒ける「でんじは」等があります。

一応「すてみタックル」も覚えますが生き残る時は反動を受けたくないと感じたので「おんがえし」、「やつあたり」を推奨します。


技:じゃれつく かげうち つるぎのまい トリックルーム
持ち物:フェアリーZ
特性:ばけのかわ
性格:ようき
努力値:H4 A252 S252
実数値:131-142-100-×-125-162

この構築のメイントリル始動です。
ですが、勝ち筋をもう一つ作るために「トリックルーム」の他に「つるぎのまい」を同時に採用し、一体で2つの勝ち筋を作れる器用なポケモンになりました。
残りの技は無難に「じゃれつく」と「かげうち」を採用しました。

以上の通り剣舞から無双するルートもあるのでカプ・テテフの上を取れるように調整は何も考えず陽気最速、持ち物は高火力を叩き出せるフェアリーZにしました。


技:いわなだれ ストーンエッジ じしん ヘビーボンバー
持ち物:こだわりハチマキ
特性:すなおこし
性格:ゆうかん
努力値:H252 A252 B4
実数値:192-205-151-×-100-27(素早さ個体値0)

メイントリルアタッカーです。
こだわりハチマキを持つことで相手のポケモンを一気に削ることができます。
またメインウェポンは「いわなだれ」のため怯みの追加効果付きです。
みなさんご存じの通り命中すればどちらかが怯む確率は51%、それが「こだわりハチマキ」により実数値307からタイプ一致で飛んできます。自分でもこんな不穏なポケモン相手にしたくないです。
残りの技は「ワイドガード」対策の「ストーンエッジ」、鋼タイプ等に当てる「じしん」、ほとんど撃たないけど枠が余ってるので一応「ヘビーボンバー」も入れました。


カプ・コケコ
特性:エレキメイカ
性格:おくびょう
努力値:H236 B4 C100 D68 S100
実数値:175-×-106-128-104-179

とってもかっこいい真っ黒なコケコ。
Sは準速ファイアロー抜きまで落としてHBを陽気ガブリアスの「じしん」を確定耐えまで振りDはテッカグヤと並んだ時にB<Dになるように。
残りはCに振りました。
技はメインウェポンの「10まんボルト」、交代してギガイアスに繋ぐ「ボルトチェンジ」、ちょっと残った相手を削る「マジカルシャイン」、ミミッキュガブリアスのサポートを行う「フリーフォール」を選択。
上から「フリーフォール」をしたあとにミミッキュで「トリックルーム」を貼ると次のターンは相手のポケモンを連れ去ったまま一番最後に落ちてくるので2ターン行動不能となりちょっとお得です。


技:まもる やどりぎのタネ ラスターカノン かえんほうしゃ
持ち物:ソクノのみ
特性:ビーストブースト
性格:ひかえめ
努力値:H228 B4 C68 D44 S164
実数値:201-×-124-149-127-102

ようやく「まもる」の文字が出ました。
知ってる人は知ってるかもしれませんがかなり長い間愛用しているテッカグヤです。
威嚇に誤魔化されず、安定した打点を持つために特殊型で運用していて、ソクノのみを持つことで電気タイプの前で強気に動かすことができます。
Sは大体のテッカグヤ抜けるかなって程度、Dはエレキフィールド下無補正カプ・コケコのZ10まんボルト最高乱数以外耐え(なんで確定耐えじゃないのかは調整ミスです。ごめんなさい。)残りはCです。
技は「まもる」の他にメインウェポンの「ラスターカノン」、鋼タイプに当てる「かえんほうしゃ」、カビゴン等削りが足りなくなりがちな相手を削りつつ生き残るための「やどりぎのタネ」となっています。


技:まもる つるぎのまい じしん ほのおのキバ
特性:すながくれ
持ち物:ジメンZ
性格:ようき
努力値:H76 A172 B4 D4 S252
実数値:193-172-116-×-106-169

恐らくVGC2017史上、1、2位を争うレベルに不穏なすながくれガブです。

当初は普通にさめはだを採用していたのですがさめはだが機能するのがカミツルギの「きあいのタスキ」を潰すくらいだったのでそれなら勝ち筋に繋がるすながくれを採用しようと考え、ラストチャレンジ前日に急遽すながくれガブリアスを用意しました。

調整はSは最速、Hを「こだわりメガネ」を持ったC170カプ・テテフのダブルダメマジカルシャインを確定耐えで最低限の耐久を確保しつつ残りはAに
回しました。

技は「まもる」「じしん」は説明不要の技としてカプ・コケコの「フリーフォール」と合わせてジメンZでポリゴン2に勝つために「つるぎのまい」、最後にワイドガードテッカグヤで詰むのを避けるためほのおのキバを採用しました。

ちなみに「いわなだれ」+すながくれが重なると相手が命中100の技をガブリアスに攻撃を当てられる確率は56%です。(「いわなだれ」を当て、一体がガブに攻撃したと仮定)
素の「さいみんじゅつ」より当たらなくなるのでトリックルーム下ではバンバン「いわなだれ」を撃ってジャンジャン「つるぎのまい」を舞っていくと勝手にアドが取れます。

-メジャーな構築に対する選出と立ち回り



このVGC2017というルールは人により構築に入るポケモンが変わりそれによりこちらの選出も変わっていくので基本選出を3つほど作ってあります。
なのでこの3パターンから相手の構築に刺さってそうな1つを選んでください。

基本選出


相手の構築に高速ポケモンが多いと見たらこちらの選出です。
基本的に初手だいばくはつかすてゼリフかです。
だいばくはつを押したらトリックルーム中に倒しきるくらいの覚悟で行動していきましょう。
すてゼリフの場合は最後にシルヴァディで締めるゲームプランを組めると綺麗です。


先発 ガブリアス カプ・コケコ

相手の構築に高耐久のポケモンが多いと見たらこちらの選出です。
初手フリーフォール+つるぎのまいで強行突破を図ります。
相手がトリックルームをしてくるようならボルトチェンジギガイアスに繋ぎます。
先ほども書いた通りギガイアスで雪崩連打してればガブに技が当たる確率が56%になるので例えガブリアスが縛られている状況でもつるぎのまいを舞っていくことでアドバンテージを稼ぎやすいです。

先発 カプ・コケコ ミミッキュ

一番柔軟性のある選出です。どっちを選出したらいいかわからない時はこっちを選出すると何とかなることもあります。
初手フリーフォール+つるぎのまいボルトチェンジトリックルームの動きを使い分けることができます。
ただしカミツルギが尋常じゃなく重かったりするのでしっかり相手の選出を読んだ上でこの選出をしましょう。


-印象に残った試合の立ち回り
ここは見てた人も多いであろうグロリア全国大会の決勝、DJ君との対戦を解説しようと思います。
1試合目
こちら カプ・コケコ ガブリアスギガイアス テッカグヤ

2試合目

解説

1試合目

1ターン目~4ターン目までフリフォ剣舞とまもる落ちてくるを繰り返していたが5ターン目でカミツルギに縛られてしまったためガブリアスがまもる
その後フリフォ地震も失敗したので強引にカミツルギを処理。

6ターン目
ウインディが出てきたが既に神速圏内のためガブリアスがまもりカプ・コケコでウインディをフリフォしようとしたが読まれて神速でコケコを落とされる。

7ターン目
仕方なくギガイアスを投げすながくれゲーに持ち込んでいく。
しかし現実は甘くなくガブリアスは神速で落ちてしまったがレヒレのだくりゅうをギガイアスが避けて地震で返すことに成功。
無傷でレヒレを次の地震ラスカ圏内に入れた

8ターン目
最後はお互いにトゲデマルテッカグヤを投げ、びりびりちくちくとだくりゅうの追加効果に負けず地震ラスカを通して勝利。

2試合目

1ターン目
まずシルヴァディすてゼリフカプ・レヒレに撃ち、ガブリアスムーンフォースを耐えるようにしようとし、ガブリアスはジメンZでポリゴン2を削りにいく。
相手はレヒレウインディに退いてきたがガブリアスは無傷のままシルヴァディ方向にギガイアスを出せ、さらにポリゴン2にトリルを貼ってもらうことに成功した。

2ターン目
ガブリアスを下げテッカグヤを投げてギガイアスは相手のギガイアスバックを考慮して地震を選択。
しかし実際に出てきたのはカプ・レヒレポリゴン2じこさいせいされてしまう。

3ターン目
カプ・レヒレが退きウインディが出てくるが地震+ラスカ+砂ダメでウインディを処理。
ポリ2の冷凍ビームがギガイアスに入り1/4ちょっとのダメージ。

4ターン目
ギガイアスが出てくる
イワZ+れいとうビームでカグヤを処理されるのが怖かったがここまでDJ君は安定行動を読んできてたため少し強気にテッカグヤはラスターカノンをギガイアスに、ギガイアスは退く理由もないので地震を押した。
相手のギガイアスはのろいを選択していたためカグヤが動き、地震+ラスカでギガイアスに大ダメージ。
ポリゴン2にはじこさいせいされてしまう。

5ターン目
次のターントリルが切れるのでテッカグヤは安全にまもり、ギガイアスはそのまま地震ギガイアスを倒す。
ギガイアスのイワZがテッカグヤに飛んできて1/3くらいのダメージ、ポリゴン2じこさいせい

6ターン目
カプ・レヒレが出てくる。
ギガイアスにはポリ2を詰めてもらうためシルヴァディに一旦退き、テッカグヤは切るつもりでやどりぎのタネポリゴン2に撃ち込む。
狙い通りだくりゅう+めざパでテッカグヤはやどりぎをポリゴン2にかけた状態で退場。

7ターン目
ギガイアスを出す。
シルヴァディカプ・レヒレを倒すためだいばくはつ、ギガイアスはまもれないがシルヴァディのだいばくはつ+ポリゴン2れいとうビーム10まんボルトではまず落ちないのでいわなだれを押す。
しかしシルヴァディのだいばくはつが自分のギガイアスの急所に当たりまさかのれいとうビーム圏内でギガイアスを倒され一気に負け濃厚に。

8ターン目
ガブリアスを出す。
すながくれを信じじこさいせい等で時間を稼がれてもすながくれゲーを仕掛けられるようにつるぎのまいを押す。
ガブリアスには当たらなかった▼
全力で喜びました。

ここで降参をいただきました。

-総括

前回のバトルロードグロリア全国大会は2-3予選落ちという悲しい結果に終わってしまったので今回かなり運に助けられたこともありましたが優勝という実績を残すことができ、非常にうれしかったです。
シルヴァディというポケモンは特性の扱いが難しく、また種族値もどこをとっても並程度なので注目が薄かったですが今回のグロリアで充分環境と戦えるという可能性を見せることができたなら幸いです。
ここまで見てくださったみなさん、ありがとうございました!
最後にジャパンカップの前に運要素が強すぎる不穏な構築投下してしまってごめんなさい!




-その後
と、ここまでが今までAMALGAMEに掲載していた文章そのままになります。
今回はVGC2017も終わってしまったことですし、ここからはこの構築、自分のその後を話してついでに自分のVGC2017というルールの締めも行なっていこうと思います。

・グロリア終了後
みなさんまず知ってると思いますがこの構築は日本で自分以外に愛用しているプレイヤーはほぼいません。というか見たことありません。
まあ構築記事をAMALGAMEに書いた時には「この構築が流行ることはないだろう」とは思っていました。というのも日本人が得意とするプレイスタイルに合っていないと感じていたからです。DJ君の構築の方が流行ると思ってました。
ちなみに海外では一部使ってくれていたプレイヤーもいたようです。たださすがにWCSまでミミシルヴァは生き残っていなかったようです。
ですが、構築として全く新しいタイプのため使うと警戒されます。衝撃が強すぎたかもしれませんね、れいとうビーム避け始めるガブリアスとか。

・JCS付近
自分一人で構築を改良するにはかなり大変なのでこれ以上開発が進むことはありませんでした。なのでJCSまでに新しい構築を作ると決めて、実際に1つ作成しJCSに臨みましたがプレイングが追い付かずに惨敗という結果に。
二日目以降はプレイングが慣れているこの構築を使っていましたが基本的にカミツルギの処理をシルヴァディのスカーフかえんほうしゃで焼き殺す方法に頼っている節がありました。情報を知っててそれが通じない相手が増え、負けることが非常に多かったのを覚えています。世界への夢はここで途絶えてしまいます。

・JCSライブ大会終了後
実はこのあとにスキルスワップカプ・テテフドーブルジュナイパーといった構築を作っていました。完全に遊ぶ用です。突発大会とかにはこの構築で出ていたこともあるので知っている人は知っているかもしれません。
しかしこの構築それなりに勝てはするのですがあんまり好きじゃないと。S操作も絡めたテテフライドバージョンも作りましたがなんか違う。自分のプレイングも馴れてないし。そこでこの構築を解散。ただそうなると数々の強者と戦える突発大会に出る構築がなくなるわけですが新しい構築を作るより思入れの深いミミシルヴァを使いたくなったためミミシルヴァを再び使うことに。
以降今までとはまた違った選出パターンも多く生まれました。
例えば

先発ガブリアスシルヴァディ 控えにギガイカグヤ

これは今まで噛み合いがあまり良くなくカミツルギがどうしても重い時以外は避けてきた選出です。
しかし気づいている人もいるかもしれませんが初手スカーフすてゼリフギガイアスを投げることで真っ先にすながくれを起動出来るわけです。火力も削がれるのでガブを倒すのに時間がかかる、その間にこっちは再びシルヴァディを投げてスカーフ雪崩の要素も追加できると完全に運に任せる動きが可能になります。参加してた大会がBO3という1本は落としても大丈夫な形式だったからこそ取れる運ゲー選出なわけです。
ただ、ガブとシルヴァディは基本的に噛み合わないため独立して動かすことを意識しなければなりません。運ゲーですが何も考えずに運ゲーかましているとあっさり負けます。考えて運ゲーしましょう。

こんな感じで若干ですが新しい発見もあり、大会やWCS参加者の調整のフレ戦等はほとんどミミシルヴァで行ってきました。参考になることはほとんどなさそうでしたけどね、ミミシルヴァだし。でも、自分個人の感想としてはとにかく楽しかった。

・現在
ちょっと全国ダブルで遊んでいたくらいであんまりポケモンの対戦はやっていません。たまにやりたくなったときにやったりはしますが多分自分と同じような人もいるのではないでしょうか。

振り返ってみるとこのルール、楽しかったなと。大舞台で結果を出すことができた、それによって自分という存在を認知してくれた人が増えてくれたこと、本当に嬉しかったです。日本に限らず海外の方からもSNSで話しかけてくれるようになったのは今までからは考えられないですね。英語ができないので言語の壁には少し困りましたが。しかし、やっぱりWCSに参加することができなかったのは悔しいという気持ちも大きいです。アナハイムの会場で戦いたかったし、応援もしたかった。心から祝福してるのに直接言えずに「ウォルフォンさんにDay2おめでとう!って伝えてもらえますか?」って頼み込むの今思うと本当むなしいなって。
そんな嬉しさも悔しさも全部詰まった思い出の深いルールとなりました。
思い出深くなかったらそもそもこんな記事書くこともなかったでしょう。

・これから
とりあえず次のVGCが始まるまではほぼ休止状態、軽く遊ぶ程度になると思います。(2か月程度の間ですが)
ただ、グロリアで少し名が売れたとはいえそれはその日運が良かったから勝てたわけでまだまだ強者というには程遠い実力だと思っています。
なので少しずつでも実力を磨いていき、VGC2018が発表されたら今度こそWCS目指して頑張りたいと思います。
それではみなさん長いのにここまで見てくださってありがとうございました!

第15回あいオフ使用構築コッツウォルズライボサイクル

どうもみなさん、KOOTAです。
今回は7/8に行われた第15回あいオフで惜しくも(0-4)優勝を逃してしまった構築を紹介します。
今回はオフで使う構築ということで前回と違って構築作成にかなり力を入れており、レートも2008を達成しました。なので構築の完成度には結構自信があります。7世代初のメガライボルト構築に刮目せよ!!!
では紹介に移ります。
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まずは構築の特徴から話します。
この構築は見ての通りライボルトランドロスで相手の火力を削いでいく「威嚇サイクル」という構築になっています。自分のポケモンへの負担を減らしつつ相手に有利なポケモンを回すことができる柔軟性の高さと幾多の構築のメタを貼るポケモン達による相手の行動の阻害が魅力的な構築となっています。
~構築経緯~
構築の要となるライボルトランドロスは相手の妨害に長けていますが自ら動くのは得意ではないためメインで動いてもらうポケモンとして水・フェアリーという強力なタイプと技範囲を持つカプ・レヒレを採用。耐久力も高くさらにライボルトメガシンカ前の特性であるひらいしんとの相性もばっちりでした。
メインギミックはこれで完成したので次に考えたのは各構築に対してのメタです。
この構築のメインギミックだけでは力不足で相手の構築の理想の戦術を決められると後手に回ってしまうと考え、さらに交代戦に長けている構築のためメタ用ポケモンを活躍させやすく勝てる範囲がぐっと広がると考えたため残り3枠を全て他の構築のメタに当てました。
リザ構築、ガモス入りの構築、カプ・テテフ入りの構築に対してヒードラントリックルーム、おいかぜ等のS操作系の構築に対してクレセリア、雨パーティに
対してバイバニラをそれぞれメタポケモンとして採用しました。

~個別解説~
性格 おくびょう
持ち物 ライボルトナイト
努力値 4-×-0-252-0-252
技 まもる 10万ボルト ボルトチェンジ かえんほうしゃ

この構築のメガシンカ枠です。
6世代まではメガシンカした初めのターンはS105で動かなければいけなかったため少々窮屈でしたが第7世代ではそのリミッターを外し、初ターンからS135で動くことができるようになりました。おかげですぐにカプ・コケコ、メガボーマンダメガゲンガーといったポケモン達を抜き去ることができるようになり、かなりの強化をもらいました。いきなりものすごいスピードで威嚇をかけながら
タイプ一致のボルチェンでダメージを与えつつ後続へつなぐアドバンテージの塊のようなムーブに対応できた相手はかなり少なく感じました。
メガストーン解禁のタイミングの関係上S4以前は存在しなかったポケモンというのも大きいかもしれません。
ついでにS135もあるので当然最後のお掃除役も優秀です。スカーフランドロスの電気タイプ版みたいな感覚でした。
技構成は相手の処理タイミングをずらすまもる、メインウェポンの10万ボルト、ボルトチェンジカプ・レヒレとの並びを崩さずカミツルギナットレイに対抗できるかえんほうしゃとなりました。
ちなみにNNのポピーは構築名と合わせて分かる人には分かるネタとなっています。(あいオフで約1名にNNだけで見抜かれた)

性格 いじっぱり
持ち物 ジメンZ
努力値 4-4-4-×-244-252
技 まもる じしん いわなだれ はたきおとす

ライボの相方です。
主に威嚇を撒くのが仕事ですがライボが速い分こちらはあまり速さを求める必要がないのでジメンZでライボにはない火力を求めました。
しかし、ライボルトボルトチェンジに加え、範囲技を使えるポケモン達が非常に多く、スリップダメージが入りやすいため、Aに振ったジメンZランドロスはややオーバーキル気味でした。
そこでAを削りDにがっつり振ることで生存率を上げ、サイクルを回しやすくするのはもちろん威嚇を撒きたい相手の隣に本来苦手なポケモンがいても”一回は威嚇が撒ける”ということを可能にしました。
Dの調整先はC特化眼鏡カプ・レヒレのダブルダメだくりゅう確定耐え、Sはなるべく速い方がこのポケモンは強いと思ってるので準速、残りはHABに4ずつ振りました。
技はまもる、じしん、いわなだれは説明不要としてクレセリアのきのみやカプ・レヒレの残飯といった回復アイテムを無効化するためにはたきおとすを採用しました。

性格 ひかえめ
持ち物 たべのこし
努力値 148-×-0-140-0-220
技 まもる めいそう だくりゅう ムーンフォース

この構築のメインアタッカーです。
基本的に一度めいそうで自身の耐久を上げつつ、攻撃性能を上げてから攻撃態勢に移ります。
かなり耐久は薄く、素早さをがっつり振った形になっているためHP管理が非常にシビアですが威嚇サイクル、ひらいしんと相手からの打点を抑える手段に富んでいる構築なのでめいそうを積むのが非常に簡単になります。
まあしくじって威嚇撒けなかった場合でも一発は色んな攻撃を耐えてくれることが多いです。さすがB115。
ちなみにSの調整先は本来Sの1段階下がったカプ・コケコを抜けるように調整するはずだったのですが計算をミスったために実数値が1遅くなっています。本来の計算式は200×2/3=133 (小数点以下切り捨て)なのに200/3(ここで一度切り捨て)×2=132
という謎の計算をしてしまったためです。なんでこんな計算したのか自分でもわかりません。とりあえずH努力値8をSに回しておくことをお勧めします。
ちなみにCラインは+1だくりゅうでH4ランドロスが確定一発、残りはHとなっています。

イメージ 3
ヒードラン
性格 ひかえめ
持ち物 シュカのみ
努力値 84-0-0-220-0-204
技 まもる ねっぷう ラスターカノン ストーンエッジ

対リザ、ガモス、テテフ等を担当します。
特筆すべき点はストーンエッジという技です。
本来リザはともかくガモスは蝶の舞を舞うことによってヒードランからの打点をかなり抑えることができ、その間に隣のポケモンを次々となぎ倒すことができます。
この構築もウルガモスの蝶の舞は天敵であり、積ませてしまいサイクルを崩壊させられるとそのまま負けに直行してしまいます。これを解決するのがヒードランストーンエッジという技です。
ウルガモスを見た瞬間後ろからすぐに投げ、次のターンで隣を守らせながらストーンエッジを撃つことで「3ターンくらい前のことかな?いきなりランドロスが正面に出てきたんだよね そしたらガルーラが猫で止めてる間に蝶舞積んじゃって気づいたらホノオZでランドロスが死んでたわww」などとイキっているウルガモスを何もさせずに殺害することができます。
他の技はまもる、ねっぷうに加え、テテフへの打点となるラスターカノン、持ち物は突然のめざ地面による事故死を防ぐシュカのみ、調整はお気に入りの準速70族抜きで火力に寄せた型です。

性格 おだやか
持ち物 マゴのみ
努力値 252-×-0-180-76-0
技 トリックルーム どくどく サイコキネシス こごえるかぜ

トリックルーム、おいかぜを担当します。
相手のおいかぜ構築に対してトリックルームを貼ることによって対抗、こちらに中速が多いのでトリル警戒でおいかぜ貼られない場合でもこごえるかぜでS操作をかけることができます。こごえるかぜ+ランドロスのジメンZの最強コンボを叩き込むこともできます。
トリックルームに対してはトリックルームを返すことで対処します。
また、いつまでもトリックルームを貼られるのと返すのを繰り返すと埒があかないので相手のクレセに対してトリル返しに専念しつつ、処理を可能にするどくどくを採用しました。調整は普通のD11n個体です。

性格 れいせい
努力値 252-0-0-108-148-0(個体値が低いためS実数値77)

基本的に対雨を担当します。
なぜユキノオーではないのかというと雨パーティーは始動役にペリッパーというポケモンを手に入れてしまいました。
それにより草タイプを持つユキノオーは抜群を取られてしまい受け出しするには不安定になってしまいました。
そこで新たに天候書き換え役として抜擢されたのがこのバイバニラです。
単こおりタイプですがフリーズドライによりルンパッパをはじめ雨パのポケモンに強いのがとても強力でした。
フリーズドライは上記の理由、ふぶきはバイバニラなら必須としてこおりのつぶては少し残った相手を削るために採用、最後の枠は他にろくな攻撃技を覚えなかったためラッキーをはじめとする害悪系の対策としてぜったいれいどを採用しました。
持ち物は何回も後投げできるようにとつげきチョッキ努力値は少しDに振りたかったためにこの調整になっています。Sは中途半端ですが実数値89以下(無振りニョロトノ抜かれ)ならなんでもいいです。ほんとはS実数値89が理想ですが厳選が面倒だったためSは妥協してます。

~選出~

対ガルーラスタン
実はガルーラスタンは特別得意な相手ではないのですが威嚇サイクルがよく効きます。まあ相手のクレセやレヒレがめいそうを積み始めない限りは若干こっちの方が有利です。
カプ・レヒレを大事にするプレイングを常に心がければ充分勝てます。
ヒードランは相手にウルガモスがいる場合のみ選出してください。

対ガルミロウルガ
どうしてもメタる方法が思いつかなかったため仕方なく切った特性かちきを持つミロカロス入りには半ば諦めムードで試合をすることになります。
しかし、ミロカロス入りの相手だからと威嚇を撒かずに戦うのはまず不可能のため初手からランドロスライボルトを投げてミロカロスお構いなしに威嚇を飛ばしていきましょう。勝ちパターンは相手が深読みして初手でミロカロスと出してこない、初手から集中でミロカロスを吹き飛ばす、ミロカロスを放置して1:1交換し続けてカプ・レヒレと対面させる、の3つです。

かなり有利な相手です。
まずはランドロスリザードンをけん制しつつ、カプ・レヒレはめいそうを積んでいきます。
これだけでこの系統の構築相手にはだいぶ優位になりますがさらにヒードラン投げの択に加え、闇の技ストーンエッジが飛んできます。
トリックルームルートがありそうならメガライボルトの選出を諦めてクレセリアを選出していきましょう。

対テテフグロス
まずはヒードランカプ・レヒレにバックそしてライボはボルチェンしてランドロス
こうすることで相手のグロスの火力を削ぎつつテテフのカクトウZ、スカーフサイキネの両方をケアすることができます。
一度カクトウZを確認したもしくはカクトウZじゃないとわかったらヒードランで暴れていきましょう。

こちらもだいぶ有利な相手です。
まずボーマンダに威嚇を入れてレヒレがワンパンされるのを防ぎます。
その後はレヒレライボあたりで圧力をかけていけばOKです。
少し注意ポイントとしてはバンギラス入りの構築。
氷技持ち+バンギラスの並びがきついのでレヒレの扱いがシビアになります。

対雨
本来なら苦手そうな雨パーティーですがバイバニラのおかげでかなり有利になります。
まずは初手の天候の取り合い。大体あられが降ります。その後バニラはフリーズドライを雨エースに連打していきます。バイバニラが雨エースににらみを利かせ、そのバニラに有利な鋼に対してライボルトがにらみを利かせていきます。
ボルトチェンジでのあられの再展開、レヒレをクッションにしつつバニラを戻し、再展開とありとあらゆる方法で天候の取り合いを有利に行えます。

対ツボラッキー
ぜったいれいどを信じろ!!!!!

基本的に有利なパーティーはまずそれぞれメタを貼っている雨、リザに加え、ライボルトに対して大きな打点を持たず威嚇をもろに食らうボーマンダといったところでしょうか。
逆に不利な相手は特殊系の積み技(めいそう、ちょうのまい等)を使う構築、威嚇サイクルで追いつかない量の火力上昇を行う構築(はらだいこ、エルテラ等)といったところです。

~総括~
今回の構築はいかがでしたか?
個人的には自分らしいトリッキーかつハイパワーは構築に纏まって完成度には満足しています。
しかしあいオフの結果は準優勝。ここまで頑張ったからにはやはり優勝したかったです。
来シーズンではついにメガサーナイトが解禁ということで環境が動くのかはたまたカプ系の対策が直撃してあまり環境には出てこないのか個人的にはとても楽しみです。
では皆さんここまで見てくださってありがとうございました!

~おまけ~
QRチームです
中身バレてても使いたい物好きな人はどうぞ

S3ダブルレート使用構築 ふわもふ刃物追い風(レート2008)

今回はJCSで惨敗して憂さ晴らしでやってたダブルレートの構築を紹介します。
このタイミングで公開したのはレートをやってたTN ムーンをPGLから解除したため一足先に公開しました。
ちょうど2週間前からやってレート2000を超えることはできましたが、だいぶ雑に作った構築なのでいくらでも改善点はあると思います。

では紹介に移ります。

イメージ 1
はいこちら
コンセプトはとっても簡単でサイクルを回しつつ相手のポケモンを次々と吹き飛ばしていくだけです。
まあ5分で考えた構築なので扱う際はいろいろ考えすぎず日常系アニメでも見ながら回してください。


~個別紹介~
性格 せっかち
持ち物 ボーマンダナイト
努力値 H4 A252 S252
技 まもる おいかぜ ハイパーボイス すてみタックル

こいつ横になげーな

今回のメガシンカボーマンダです。
チルタリスがいないので同じドラゴンでハイパーボイス使いのこいつをチョイスしました。
今までVGC2017をやってた影響で頭おかしい強さに感じましたが相手も頭おかしいメガシンカポケモンを使えるので大変でした。
ただし、VGC2015と違い今はZ技持ちのポケモンも存在するのであまり大事にし過ぎずにさっさと切ることも大事です。
性格はコケコ等にワンパンされるのを避けるためにせっかちを選択。
努力値はめんどくさいのでASに振り切りました。
技はまもる、ハイボ、すてみは確定枠とし、残りは再展開を可能にするおいかぜを採用しました。


性格 おくびょう
持ち物 シュカのみ
努力値 C252 D4 S252
技 まもる ねっぷう ラスターカノン だいちのちから

やっぱり強いシュカドランです。
対鋼枠として採用しました。
調整はドランミラーで負けたくないので最速にしました。
語れることは以上です。

性格 おくびょう
持ち物 エスパーZ
努力値 H140 C116 S252

全てを吹き飛ばすエスパーZテテフです。
フィールド込みエスパーZはHに振ったリザYやメガガルすら一撃で葬り去るおぞましい火力を叩き出します。
そして注目ポイントはひかりのかべという技です。
全国ダブルにおいては最速95族というのはなかなか速い素早さラインで上から貼れることが多く後述するガラガラやカミツルギの耐久を補佐し、サイクルを回しやすくします。
対トリル等の時間稼ぎにも使えるのでこの点は非常にいい感じにはまりました。

性格 ようき
努力値 H116 A4 B4 D132 S252
技 リーフブレード スマートホーン せいなるつるぎ つじぎり

VGC2017の紙ことカミツルギです。
CHALK Fに対してガルーラ、ヒードランカプ・レヒレに対して強力な打点を持ち、ランドロスにも不利にならず、いかりのこなで吸われないというなかなかのやばポケです。
調整はめんどくさいのでVGC2017のチョッキカミツルギをそのまま持ってきました。
つじぎりはギルガルドメタグロスにそこそこ打つので全国ダブルでは結構使える技でした。

イメージ 6
ガラガラR
性格 なまいき
持ち物 ふといほね
努力値 H252 A76 D180 最遅
技 まもる シャドーボーン フレアドライブ ホネブーメラン

ほぼ唯一のクレセリアへの打点かつ若干のトリルメタのポケモンです。
ガルーラスタンにコケコを突っ込んだタイプに勝ちたいので入れました。
調整はホネブーメランでH振りシュカドランを確定までAに振って残りはDに振って耐久に回しました。
耐久にがっつり振ることでそれなりにCに振ったクレセリアエスパーZが半分程度のダメージになるのでサイクルを回しやすくなります。

性格 おくびょう
努力値 H28 B228 S252
技 おいかぜ てだすけ にほんばれ がむしゃら

おうじゃのしるしを投げたりしないエルフーンです。
おいかぜによる展開の要でさらに雨パーティーへのメタも兼ねます。
いたずらごころのにほんばれは雨パーティーへ対策としてトップクラスでトノルンパが動けなくなるだけでなく横に投げるテテフの超火力のおかげで簡単には引けなくなります。ちなみにドランのねっぷうやガラガラRのフレドラの火力補強にも使えます。
がむしゃらやてだすけで火力補強し、強行突破に走りやすくすることでサイクルを過度に回す必要を減らします。
調整は弱体化したメガガルーラすてみタックルを最高乱数2連切りで耐えるようにしてます。

選出方法




直 観

あんま考えてないので書けません


以上になります。
相当手を抜いている構築ですが適当にやっていればなんか2000乗ります。
VGC2017はバランスが取れていることで楽しいルールでしたがこちらはこちらでメガシンカ+Z技のパワーの高いポケモンを使えるのが楽しいルールです。
JCS死滅した方は触れてみても面白いかもしれません。
では、今回はこれで終わります。
ここまで見てくれたみなさん、ありがとうございました!

VGC2017を振り返って

どうもみなさん、TN KOOTAです。
見事JCS大爆死してしまったので今回は構築記事ではなく今までの構築を振り返り最後にJCSの反省していくという完全に自己満足の記事になります。
それでも良ければぜひご覧ください。

SM最初期~10月後半
使用構築

おくびょう
エスパーZ
まもる
めいそう→ちょうはつ

カプ・コケコ
おくびょう
フリーフォール
10万ボルト

れいせい→ひかえめ
@オボンのみ→ソクノのみ
まもる
ラスターカノン

やんちゃ
まもる
どくづき

がんばりや
@グラウンドメモリ
まもる
マルチアタック
10万ボルト

ゆうかん
ソクノのみ→オボンのみ
まもる

初期段階の構築
この時点で既にソクノカグヤやチョッキコケコなど後々使うことが多くなっていったポケモン達の概形ができていました。
この時期はギャラガラガラやテテフカグヤ等のスタンダードに加えてイーブイドーブル、ポリ乙ドーブルといった積み系の構築が散見されてた印象があり、この構築はテテフコケコを投げ、フリフォちょうはつからエスパーZで積み構築を破壊することを意識していました。
初めのうちはレート1ページ目をキープするなどそれなりに勝ててはいたがテッカグヤが非常に重いこと、キュウコンペリッパーを使った天候利用系の構築に歯が立たず解散。後半になるとようやくウインディがちらほら増え始めたためますます勝てない構築になっていきました。

~しばらく迷走期~

11月後半~1月後半
第一回関東リージョナルがあったのが前回の構築が解散したあとで仕方なく断念したため7世代オフ会初めてのお披露目はこの構築。
高速高火力を叩き出すフーディンカプ・テテフの並びをメインに取り巻きを高耐久でサイクルを回せるポケモンで固め、豪快かつ繊細な動きが出来る構築となりました。
ちょうどこの時期にカプ・レヒレを軸にしたAFK+バイバニラという構築が環境に出てきたのでカプ・テテフの評価がガタ落ちしていたがフーディンがAFKに非常に強かったためある程度の結果を出すことができました。
しかし、この構築はS操作ギミックが皆無だったためトリックルーム、おいかぜといったS操作技に加え、雨エレキフィールドはトドンテテフで対策できていたものの各種天候でSを倍にする構築に非常に弱く、ある程度止まりでした。

2月~3月中盤
元々は東海グロリア用に急いで作った構築。
S操作を軸にした構築にした方が今は勝てると思っていたため、前回の柔軟性に富んだスタン寄りの構築とは打って変わりガッチガチのおいかぜパーティーとなりました。
この前シーズンにファイアローカプ・テテフバルジーナカプ・テテフの構築がレートで結果を出していたためこれらのおいかぜ構築を対策するためによこどりファイアローを採用し、おいかぜに勝てるおいかぜという構築を目指しました。
このポイントはかなりいい感じに働き、おいかぜに勝てるおいかぜ構築に仕上がり、ビーストブーストによりUB達が次々と暴走していくのは爽快でした。
しかし、ビーストブーストが発動せずにおいかぜターンを凌がれてしまうと中途半端なSラインが浮き彫りになったり、トリックルームがどうしても重かったり、ほとんどのポケモンの耐久が中くらいだったりで序盤の攻め込みに失敗すると一気に不利になる前のめりな構築のため、結果を出せるときは出せるが出せないときは出せないという安定感が皆無の構築でした。
そのためレートにはとても向いてなかったです。

3月中盤~JCS【D日程】終了時
みなさんご存じだと思います。グロリア優勝を達成してくれたミミシルヴァです。
こちらは有料記事ゆえここで調整等を話すことはできませんが構築経緯の補足みたいな形でしゃべっていこうと思います。
実はこの構築はグロリアラスチャレの結構前からずっと一人でこそこそ練っていた構築で完成したのは結構ぎりぎりだったとはいえかなり自信を持っていました。
この構築の特筆すべき点は同じパーティーが相手でも全く別の勝ち筋をいくつも作ることができるという戦闘パターンの多さで相手からすると1戦目で見た動きとはまるで違う動きを2戦目で相手することになります。これに加えて例の運要素も入っているので試合展開の予測が非常に困難な構築に仕上がっています。
完成して少しShowdownに潜っていたときは負けなしでしたがグロリア終了後は当然警戒されるようになりました。

・JCSについて
日程Aの片ROMではコケコガブカグヤウインディのスタンダード構築を使用していました。
しかしこれは今まで使ってない構築のため全く扱うことができず、散々な結果でした。
仕方なくもう片方はミミシルヴァを持ってきたものの勝ち筋の大半がバレている状況では厳しい動きを強いられる試合が多く、結果もふるいませんでした。

日程Bでは日程Aで1700に乗った@jhonson_639の構築を改良して使わせてもらいました。
しかし完成度は高かったとはいえ自己暗示パーティー
スタンの時もそうでしたが扱ったことのない構築をいきなり扱えるだけの才能を持っていないため敢え無く撃沈。これは両ROMで使いました。

日程Cでは時間もなかったため諦めてミミシルヴァを使いました。
内容がバレてて勝てるほど万能ではないと日程Aで学習したにも関わらず無理やりプレイングでどうにかしようと浅はかな考えでミミシルヴァを持ってきたのに加え、JCS中はグロリアのツケが回ってきたのか運が良くなかったですがこの日は特にひどかったため本当にひどい戦績を両ROMで叩き出しました。

日程Dはもう諦めて遊んでました。

JCSを終えてまず反省すべき点は馴れが足りなかったことです。
当然ですがポケットモンスターというゲームの強さには才能による差もあります。
しかしその中でもいきなり使ったことのない構築を使って勝てる人、自身のプレイング、読みスキルで実力勝負するのが得意な人、初見殺しや珍しいポケモンを使って翻弄させるのが得意な人と持っている才能は人それぞれです。
自分は一番最後の才能は持っていると勝手に思っていますが他二つの才能は持っていませんでした。
つまり構築がバレている以上プレイングで勝とうとするのは難しく、新しい構築を組む必要があり、かつ練習する時間も取る必要があったにも関わらずそれが足りていませんでした。

もう一つは完全に集中できていなかったことです。
オフ会は負けられない状態とはいえ目の前も同じ負けられないという気持ちを持った対戦相手がいるため適度な緊張感に加えて高揚感がありました。
しかしJCS中は相手が目の前にいないにも関わらず負けが許されないという状況で自分にあったのは高揚感を全て吸い取った過度の緊張感だけでした。
どうしてこうなるのかは自分でもよくわかりませんがとりあえず自分はオフ向きのプレイヤーのようです。
あまり気負いすぎないこと、連戦せず疲れたと思ったらDSを閉じること 時間の許す限りこれに努めていくことが大事なのかもしれません。


本当にVGC2017は難しいルールでした。
しかしメタ側に回る構築とは違い、特殊ながらも自分のやりたいことを通す構築を扱うことができ、また相手の構築もバラバラでいろんな動きが見れるというのはやってて楽しいルールでした。
今までやってきた全国ダブルやGSルールとは別のおもしろさでまたいつかやれる日がきたらいいなと思っています。
それではみなさん、ここまで見てくださってありがとうございました!
またVGC2018で会いましょう!

グロリア東海信越予選、グロリア関東及びS2WCSレート使用構築UB追い風

最高レートを書いてないのは爆死したからです。
一応数値を出すと1924です()
かなり勝てなくなってしまったので割と愛用してたUB追い風構築を公開したいと思います。
構築はこちら
イメージ 1


















ただし、これは関東予選、WCSレートで使ってたもので東海信越予選で使ってたものはガブリアスワルビアルテッカグヤの持ち物とレヒレの持ち物、技構成が変わったものとなっているのでそこも紹介します。


~個別解説~

性格 控えめ
努力値 252-×-0-132-0-124
実数値 177-×-135-145-150-121

既に闇の生物感出てるカプ・レヒレです。
追い風パの天敵であるトリックルームを止めるための挑発枠とサイコフィールドを書き換えるために採用しました。
一般的に追い風パでよく採用されるテテフではなくレヒレを採用することにより、ファイアローを軸にした追い風パに対して出てきやすいカプ・テテフに横をレヒレバックでフィールド上書き→Zブレイブバードを叩き込むことが出来ます。
また技は確定枠の挑発、相手の攻撃を受けつつ火力を上げれることのアドバンテージがまもれることより大きいと感じたためまもるを差し置いてめいそうを採用。あとは水技、フェアリー技なのですが東海信越グロリアの時はだくりゅうとムーンフォースを採用していました。
しかし、だくりゅうの不安定さと撃つ機会の多さが噛み合っていないと感じ、範囲技をマジカルシャインにして撃つ機会の多い水技はねっとうを採用しました。
道具は東海信越予選では食べ残しを採用していましたがまもる無しの残飯では回復量が知れていること、めいそうによるダメージ量の調整が可能な点のシナジーを考えてマゴのみを採用しました。

性格 臆病
努力値 4-×-0-252-0-252
実数値 185-×-67-179-151-170

この構築のメインアタッカーであるウツロイドです。
メインアタッカーというには違和感を覚える人も中にはいるかもしれませんがこの構築はビーストブーストを成功させたポケモンにその試合のアタッカーを担ってもらうため、一番成功率の高いこのポケモンがメインアタッカーとなる場合が多いのです。
技は確定技のまもる、パワージェム、ヘドロばくだんに加え、倒せる範囲を広げるためにめざめるパワー氷を採用。ガブリアスに打点を持てるメリットは非常に大きく、採用して正解でした。
持ち物は行動保証をしてくれるきあいのタスキを選びました。
追い風パなので火力補強アイテムを持ってもいいのですが元々ほかのポケモンで削りやすい構築なのでビーストブーストで火力を補いやすく、非追い風下では弱点が多く、縛られることも多々あったので瞬間火力より安全に行動することを選びました。

性格 控えめ
努力値 4-×-0-252-0-252
実数値 159-×-91-247-91-135

この構築で破壊の神を担当します。
中速低耐久馬鹿火力というかなりリスキーなポケモンでメインアタッカーになれるかどうかは自身の腕にかかっています。(こいつをメインアタッカーとして紹介しなかったのはそういうことです。察して察して)
扱いの難しさから選出率はさほど高くないのですがフィニッシャー率は異常なほどで実はかなり難しい追い風ターン中に相手のポケモン殲滅をいとも簡単にやってのけるようなポケモンです。
持ち物はカプ・レヒレを確定にするため火力をさらに補強するいのちのたま、技はまもる、10万ボルト、エナジーボールは確定として最後にマジカルシャインを採用しました。
マジカルシャインは味方を巻き込まない唯一の範囲技でありながらビーストブースト後でH4ガブリアス余裕を持って確定一発に出来る素晴らしい技です。(111.4%〜132.6%)
範囲技とはいえタイプ不一致なのが気になる人も多いかもしれませんが火力はタイプ一致のはずのカプ・コケコの控えめ252珠マジカルシャインより高く、弱点を取ったり、残りHPが減ってるポケモンを倒すには充分な火力が出ます。
当然、倒した数だけビーストブーストされるのでさらに止まらなくなっていくのがこのポケモンの面白いところです。

性格 控えめ
努力値 228-×-4-68-44-164
実数値 201-×-124-149-127-102

前回の記事と同じです()でもBはちゃんと直してきました!!!
この構築でのソクノのみの役割も同じくカプ・コケコの攻撃を一発耐えることなのですが今回は追い風を絡めるのでカグヤだけで倒すことが可能になっています。
実は東海信越の時はオボンのみを持たせていたのですが二次会でフレ戦したとき、半分酔ってたうちの主催が「お前ソクノだろ!!!」とか大声で言ってたのでソクノにしました。(ほんとはフィールド書き換えられるのがレヒレなのでコケコに後出しするのが難しく対面でうまく残すために持たせました)

性格 意地っ張り
努力値 0-156-0-×-132-220
実数値 183-187-115-×-122-150

アローのお供スカーフガブリアスです。
当時は陽気スカーフって弱くね?って思ってたので意地のDに振った型になってますが今は無難に陽気ASがいいと思います。
技は地震は確定、味方を巻き込まない全体削りとして岩雪崩、カミツルギテッカグヤへの打点を持たないとあっさり縛られたり詰んだりしてしまうのでほのおのキバ、ラストはガブリアスミラーを分からせるドラゴンダイブを採用しました。
みなさんご存じの通りガブリアスガブリアスのドラゴンクローでは落ちないため素早さ勝負、あるいは横での削りがものを言うのですがドラゴンダイブならばなんと確定一発で無振りガブを落とすことが出来るのです。ただしデメリットとして命中75というかなりの不安定さを誇ります。一応外れた時のリスク管理も取っておくといいでしょう。
ミストフィールドとの重ね合いが悪いとか言われそうですがそもそもドラゴンダイブが対ガブリアスに試合中一回しか狙って撃つことはない(外さなければ)のであまり問題はなかったです。

ちなみに東海信越で使ってたワルビアルは陽気ASのスカーフで地震、岩雪崩、かみ砕く、ほのおのキバでした。

性格 意地っ張り
努力値 4-252-0-×-0-252
実数値 154-146-91-×-89-178

追い風起動役となるパーティーの要です。
普通はアローを1ターン生き残らせてZブレバを打ち込むまでが仕事かもしれませんがこの構築はビーストブーストにより逆転しやすいのであえて倒させるのも一つの手です。
持ち物は強烈な1撃で大きく削ることが出来るヒコウZ
技は追い風ブレバフレドラは確定として最後の枠にポケモンバンク解禁による神器、よこどりを採用しました。
このルールでよこどりで主にパクれるものとして各種始動役のおいかぜ、キュウコンオーロラベールフェローチェちょうのまい等が挙がります。
キュウコンオーロラベールを貼られて追い風ターンを稼がれることの対策で逆に利用することでただでさえ止めづらいUBがさらに強固なものになったり、中速が多いために苦手な追い風ミラーに対してよこどりでこちらだけ追い風を貼り、あとはデンジュモク等で追い風要員を潰してしまうことで回答を得ることができます。
ただし、当然読みが外れてはいけないのはもちろん、よこどり中にファイアローが倒されると不発になる(東海信越でやらかした)、よこどりできるのはそのターン中最初の1回だけ、積み技ののろいはよこどりできない(多分ゴーストタイプの効果があるせい)等結構ややこしいところがあるので注意が必要です。

選出
この構築は基本選出というものが作りづらく、テテフ―ディンみたいにはいかない状態です。
ちょっと曖昧かもしれませんが選出の目安として以下の表を用意しました。

イメージ 2

この表の使い方を説明します。
まず相手のポケモン6匹を探します。
その後、この構築のポケモンとそのポケモンに対応する数字を見つけます。
そして全て見つけたらこの構築のポケモンごとに分けて数字を足していき出た数値の高い上位4匹が選出すべきポケモンです。
いわばポイント制ですね。
例として相手の構築がカプ・コケコ、カミツルギカプ・テテフテッカグヤガブリアスバルジーナだったとしましょう。
この時選出すべきポケモンは以下の計算結果となります。
イメージ 3
よってファイアローテッカグヤデンジュモクウツロイドという選出になります。
あくまでこれは目安に過ぎないので慣れてきたらこれに構わず選出しちゃってください。



最後にPGLQRページを貼っておきます。

以上でこの構築の解説を終わります。
かなり押し込みの強い構築でなんだかんだ気にいってて、自信もあったのですが関東グロリアでは7世代初のオフ予選落ちをしてしまいかなり凹んでいました。
しかし、ジャパンカップも近くなっており止まってる暇もないのでもっと強くなれるように努力しようと思います。
ここまで見てくださってありがとうございました!!!

ポケモンSM WCSレート及び第二回関東リージョナル使用構築 ハイパワーテテフ―ディン

今回が7世代初めての構築記事になります。
VGC2017はVGC2016、VGC2015と全く違う環境でしばらくの間いい構築が出来ずにいました。しかし、第一回関東リージョナルのレモネードさんという方の試合を見て試しに組んでみたところ自分の戦い方に非常にマッチしていたため、これを煮詰めてしっかりとした構築にまとめていきました。
関東リージョナルではベスト16、DEXオフではベスト8、WCSレートでは最高レート1992というどれをとっても中途半端な戦績ですが見ていってくれるとありがたいです。
では紹介に入ります。
イメージ 1
トレーナーカードジェネレーターが7世代に対応してなかったので無理やり画像合成しました()

構築としては見ての通りテテフカグヤのスタンダードにフーディンを入れた感じになります。
フーディンを入れることによりウインディをはじめ、さまざまなポケモンを一撃で葬り去ることが出来るためやや高速~中速ラインのポケモンが多い構築に強くなるという特徴があります。
つまりテテフを軸とした構築でありながらレヒレ系統の構築を簡単に沈められます。これがこの構築最大の特徴です。
では個別解説に移ります。

イメージ 2
カプ・テテフ
性格 控えめ
努力値 140-×-0-116-0-252
実数値 163-×-95-181-135-147

お馴染みのスカーフテテフです。
この構築ではフィールド貼り+アタッカーとして役割を持ってもらいます。
フィールドを貼れるのはこのポケモンだけなので大事にする必要がありますが控えに置いておけば隣をすぐに引き、このポケモンを出すことでほぼ確実にフィールドを奪い取りフーディンの火力を底上げ出来ます。
また相手のカプ系がテテフのみもしくはカプ無しの構築なら初手でフーディンと並べることも可能です。
しかし、エスパー技はこの環境では特別通りがいい訳では無く、ごり押しでどうにかできないこともあるのでスペックに過信しすぎないようにして退くときは退くのが大事です。
技はサイキネ、マジシャ、ムンフォに加えて、テッカグヤに少しでも打点を持ちたいため10万を採用しましたがぶっちゃけ使うことはほとんどありません。
選出率は堂々のトップでした。
調整は
H:無補正C252ウツロイドのヘド爆耐え
C:H4カプ・コケコをフィールド下サイキネで確定一発
S:準速
となっています。

性格 臆病
持ち物 いのちのたま
努力値 4-×-0-252-0-252
実数値 131-×-65-187-115-189
技 まもる かなしばり アンコール サイコキネシス

今回の構築の肝であるフーディンです。
持ち物は珠なのですが、特性のマジックガードにより珠ダメージを受けないため最低限の特殊耐久を確保すると同時に持ち物を隠すことが出来ます。
サイコフィールド下の火力はすさまじくサイキネでH252ガラガラはもちろん確定、H4ガブリアスとH252ウインディも高乱数で吹き飛ばすことが出来ます。
テテフとサイキネ集中をかけるとH252ポリゴン2も三途の川を渡ることになります。
そして重要となるのがかなしばり+アンコールという技です。
これを絡めることで相手の動きを大幅に制限し、自身を生き残らせると共に味方の行動を確保します。
ヒレ構築に強いのはこの技のおかげです。
初手両守るからかなしばりをすることで眼鏡レヒレは封殺、瞑想を積んできてもアンコールを押すことでしばらくの間置物にすることができます。
打点となりえる技を2つ以上持っている相手は辛いですがかなしばりで止めることに成功すれば次のターンのアンコールでロックできます。
相手がまともに動けない間にこっちはスタンダードで強力なポケモン達をバンバン動かしていくことで多大なアドバンテージを取っていく、という戦法がひとつの大きな勝ち筋となっています。
ただし、このポケモンは非常に危うく特殊耐久はぎりぎり一発耐えられるだけの耐久はありますが物理耐久は壊滅的です。(無振りウツロイドの2/3くらいの物理耐久)
なのでなるべく攻撃を受けないように、無理そうなら良い盤面でバトンを渡せるように封殺していきましょう。

性格 控えめ
持ち物 ソクノのみ
努力値 228-×-0-68-44-164
実数値 201-×-123-149-126-102
技 まもる やどりぎのタネ ラスターカノン かえんほうしゃ

努力値ミスしてるの今きづいた...)
みなさんはちゃんとBに4振ってくださいね☆
闇のアイテムソクノのみを持ったテッカグヤです。
ソクノのみを持たせることによりカプ・コケコをはじめとした強力な電気タイプの技を耐え、隣の攻撃と合わせて処理しビーストブーストを起動させます。
だいぶ攻撃的なテッカグヤとなっていますが、コケコの残りHPが少なく隣だけで倒せたり、そもそも相手に電気タイプがいない場合などもあるのでいいタイミングでビーストブーストが発動できる見込みが薄い時に耐久ゲーを仕掛けられるようにやどりぎのタネを採用しています。
かなり強力ですがこの型は努力値配分が異常に難しいという難点を抱えています。
必要なラインは

・カグヤミラーに大体勝てるだけの素早さ
・ビーストブースト後に圧力をかけるためのとくこう
・やどりぎ耐久を仕掛けられるだけのHPととくぼう

と非常にふわっとしてるラインな上にどれかが満たせなくなると対応力がガタ落ちします。
なので正直調整はまだまだ検討の余地があります。
良い配分あったら俺に教えてください()

性格 陽気
持ち物 ホノオZ
努力値 4-252-0-×-0-252
実数値 166-162-100-×-100-161

今作の目玉、Z技持ちのウインディです。
テテフやフーディンで対応できない鋼タイプに強く、威嚇でテテフフーディンの低い物理耐久を補います。(フーディンは補い切れないけど)
型は神速やワイルドボルトで多彩な範囲に打点を持てる物理型を選択し、その中でも相手のテテフがやや重くなるので最速にしてワンチャン上からZ技を叩き込めるように最速個体を採用しました。
Z技は純粋にフレドラでは倒せない時や反動を受けたくない時に使います。
ワイルドボルトはレヒレを最後に仕留めるときの打点に、神速はサイコフィールドを書き換えられたあとやサイコフィールドが消滅したあとの削りとして使います。
この構築はテテフ以外がまもるを持っている上、フィールド要員のテテフもスカーフで後出し前提のため神速を撃てる機会は割と多いです。

性格 なまいき
持ち物 オボンのみ
努力値 252-4-100-76-76-0
実数値 218-104-101-122-123-45
技 まもる じしん ねっとう れいとうビーム

(あれ?最遅ガラガラ-1にしたはずがS実数値1高いんだけど)
みなさんは厳選さぼらず実数値44以下にしてくださいね☆
雨対策としてウインディテッカグヤを水技から守り、攻撃できる回数増やします。
また、同時にカプ・コケコの対策枠でもあり、あちらには草結びが無い限り打点が無く、こちらは地震でH4コケコを確定2発にできます。
ついでに地震はテテフフーディンが苦手とするベトベトンガオガエンにも打点を与えることができ、非常に機能しました。
まもるはかなしばりとのシナジーと、縛られてるときに隣のポケモンを1ターン水技から守りたい場面が多かったので自己再生の採用を見送り、まもるを採用しました。
そのため耐久はオボンで無理やり補ってる形になります。
調整はHぶっぱ、Bは陽気A252ガブリアスの地面Z耐え、Cは無振りアローを熱湯で高乱数、残りはDに振りました。

性格 いじっぱり
持ち物 ジメンZ
努力値 12-220-4-×-164-108
実数値 185-195-116-×-126-136
技 まもる ほえる じしん ほのおのキバ

ベトベトンの対策として採用しました。
炎タイプをこいつに見てもらうことも多いのでテッカグヤが横にいない場面が多いため、隣を巻き込まないためにジメンZを採用し、カミツルギへの打点としてほのおのキバも採用しました。
またこの構築はトリックルームに非常に弱いため、吠えるで誤魔化せるようにしました。
ドレディアコータスもこのポケモンで見てもらうことが多いためにSラインを下げ、ドレディアのZリフスト耐えまでDに振り、Sは準速デンジュモク抜きは一応確保し、残りはAに割きました。
ほんとはテテフのムンフォ耐えまでDに割きたかったのですがAにがっつり振らないとフーディンのサイキネ+Z地震でH252ポリ2が怪しくなるのでやめました。

~基本的な選出~

基本選出

相手がスタン系もしくはレヒレ軸の構築なら大体この選出です。
威嚇で相手の物理アタッカーを弱体化させ、ウインディを退いてテテフを投げ、フーディンで物理アタッカーをすぐに沈めます()
こうすることでフーディンの事故死を防ぎ、テテフと共に高速で殴る体制ができます。

対雨

雨が相手の時はトドンは裏に置き、初手は相手の雨を使わない選出に対応出来るように投げます。
仮に初手から雨が来てもウインディの隣をトドンに交代すればいい話なので安定しやすいです。

対晴れ

かなり辛めの相手です。
初手でガブにねむりごなされないのを祈り、ほのおのキバでドレディアを倒します。(多分テテフが寝ます)
そのあとはガブとゆかいな仲間達でなんやかんやしてください。
一応スタン対決になるので可能性は0ではなくなると思います。多分。

対砂
無理です

対あられ

まず威嚇を入れ、初手でウインディを守らせてサンドパンを焼きます。
そのあとは凍結しないのを祈りつつキュウコンを倒すことが出来ればトドンかテテフで詰めれることが多いです。頑張りましょう。


相手のトリル要員がミミッキュヤレユータンならガブリアス、ポリゴン2ならフーディンの場合がほとんどです。(もちろん例外もあります)
とにかく初手でトリルを阻止します。
そしてトリルアタッカーを上からワンパンしていきます。以上
トリル阻止出来れば勝ちだし、阻止に失敗したら負けです。

対コケコライチュウ

強気な初手テッカグヤ()
初手は両動かしでコケコを削ります。
そのあとはカグヤを守らせトドンでひたすら地震してればゲームセットです。
気を付けることはライトニングサーフライドを受けないようなるべく早くライチュウを倒すこと。
もちろんコケコも放っておくとカグヤを倒されてしまうので要注意です。

以上になります。
レートはまたもや2000直前で闇落ちという悲しみを背負いましたがカグヤウインディトドンガブの安定性とテテフフーディンの爆発力を組み合わせたこの構築は対応力の高いものになりました。
この構築の他にももっと強力な構築を組んで勝利を手にしていけるよう頑張ろうと思います。
それでは最後までみてくださってありがとうございました!!!